ども…。本誌編集長の三谷です。趣味が高じてヘヴィメタルの元祖BLACK SABBATHの功績を世に広めるバンドBLOOD SABBATHという社外活動をしています。コピーバンドではなく、BLACK SABBATHの素晴らしい音楽を今の時代に広めることを目的とした広報宣伝、販売促進バンドと定義しています。

現在、目黒鹿鳴館を拠点にして若手メタル系バンドと共に「BLOOD OF METAL」というライブを毎月開催しています。本欄はいかにトニー・アイオミ先生のサウンドに近づけるかの日頃の研究過程を披露しています。研究結果に興味のある方はライブ会場に足を運ぶか、YouTubeやmixiで公開中の映像をご覧ください。マイミク大歓迎っす。「みたによしゆき」で検索してネ。

ご縁は大切にしないといけません

暖かくなってきたと思ったら思わぬ朗報が入ってきました。2月に来日し、一緒に競演した元ANTHRAXのボーカリストNEIL TURBIN率いるDEATHRIDERSと仲良くなったことは既報の通り。NAMM SHOWで再会することは約束しましたが、ちょっと間が開き過ぎじゃないのか…という話になり、彼らに再会するためにBLOOD SABBATHのボーカリスト水野王子と気ままな旅をする話が浮上しておりました。

水野王子はIRVINEでのIRON MAIDENのライブに行きたいらしく、そのリクエストと日程を連絡したら、な〜んとLAの郊外で彼らのライブパフォーマンスの最後に一緒にセッションすることになりました。もちろん、サバスの楽曲です。DEATHRIDERSのリズム隊が大のサバス好きで日本でも一緒にセッションしたのがご縁かな。LAではBLOOD SABBATHのポスターやフライヤーをドカンとばら撒いてくることにします。

そのうちに本家BLACK SABBATHの目にも届くことでしょう。他にもNEIL TURBINを通してテキサスのメタル系イベンターとも親しくなったので次回の渡米時はテキサスまで足を伸ばそうかな…と考えております。

おおお、新たな目標ができたぞっ

とうとうLAでライブをするぞ!と喜んでいたら、プログレの大家PINK FLOYDのコピーバンドのライブ映像が劇場公開されるということでその試写会に招かれました。これは今後のBLOOD SABBATHの活動の参考になるぞ!と水野王子と行って来ました。

日本のコピバンと欧米とは違うと薄々感じていましたが、まさにそれが出ている感じでした。音楽だけじゃなく、ビジュアル面まで徹底的に真似るのは日本のお国芸なんですかね(笑)。OFF THE WALLという名前の彼らはPINK FLOYDと同等の照明を使って、それはそれは大掛かりなライブをヨーロッパを中心に活動しているそうで、本家も真っ青なステージでした。今年の夏に劇場公開され、来年は来日し、ライブをするそうです。

目の前で動くPINK FLOYDを見たい人には垂涎のライブになるでしょうね。将来はボクらもこういうライブ展開をしていきたいですね。LAは決まりましたから、次はヨーロッパ、特にイギリスですね。英語の猛特訓が必要です。

▲ロサンゼルスではこのライブに出るわけじゃないですけどね。目指せ、フェス参加!

▲ピンクフロイドのコピバンのライブが映画になる。ブラサバも映画化されないかな?

合金シールで出音に大きな変化が

先月号の本欄で絶賛した合金シールですが、やはりこれはホンマモンでした。バカのひとつ覚えじゃないですが、なんでもかんでも合金シールを貼りました。アンプのヘッドやキャビネットはもちろんのこと、エフェクターの類にも全部にペタペタと。確かに音は締まります。太く芯が出たようなサウンドに変わりました。

毎月ライブに来ているお客さんからもそういう意見を聞き、やはり…と思っていました。でも、ある日、リハスタでふと我に返ったのです。「あれれ、最近のボクのサウンドってアイオミ先生にあまり近くないやん」と。しっかりした音がするんですが、それが逆にアイオミ先生っぽくない。ちょっと貼り過ぎたかな…とエフェクターのシールは剥がしてしまいました。

次のリハでもなんだかしっくり行かず、途中休憩でアンプに貼ったものも全部剥がしてしまったのです。すると…どうでしょう、以前のアイオミ先生の音がするじゃないですか! すごいっ。ボクの場合は締まった音、芯のある音など、よい音を追求するのではなく、いかにアイオミ先生の音に近づけるかがポイントなので合金シールは要らないという結論に達しましたが、逆説的にはこれほど音が締まる、太くなるとは思いませんでした。

サウンドに芯が欲しい人はぜひ試してみてください。ボクは使えませんが品質は保証できなすよ(ヘンな推薦ですね)。

欲しい仕様のABボックスを自作

本誌の連載にもちょこっと掲載しましたが、とうとう「好奇心が猫を殺す」という欧米のことわざのようなことが起きました。ミイラ取りがミイラになってしまいました。

先述の通り、ロサンゼルスで演奏することになったのはうれしいですが、まさかアメリカまでLANEY TONY IOMMI SIGNATUREのアンプを運ぶわけにもいかず、結局、会場にあるであろうMARSHALLかROLAND JC-120を使うことになるわけです。しっかーし、これらのアンプだけでアイオミ先生のサウンドを再現することが不可能なことは実証済み。

従って、最善を尽くすことを目標にして、LANEYを買う前に試していた2台のアンプから異なったサウンドを出し、出てくる音でミックスすることにしました。そうすると必要になるのは1本のギターの信号を2つに分ける分配器です。以前はMORLEYのTRIPLERを使っていましたが、LANEYを買った時に売ってしまったし…。

そんなことを話しているとGUITAR TECHの木庭さんから「自作しましょうよ」と言われました。ギターの電気的なことも知りたかったし、渡りに船とばかりに、乗っかることにしました。果たしてうまく行くかどうか。お楽しみに…。

▲部品を全部集めたところ。まずは採寸から始まります

▲スイッチ部分をドリルで開ける瞬間。緊張の一瞬です

▲側面の穴あけはとても危険なので、さらに緊張します

▲こんな感じで部品を搭載します。実感が沸いてきます

▲ジャックが一列になっていないって…細かい話はナシ