ど〜も…本誌編集長の三谷です。趣味が高じてヘヴィメタルの元祖BLACK SABBATHの功績を世に広めるバンドBLOOD SABBATHという社外活動をしています。いわゆるコピーバンドではなく、BLACK SABBATHの素晴らしい音楽を今の時代に広めることを目的とした広報宣伝、販売促進バンドと定義しています。

本欄では情報の少ない中でいかにトニー・アイオミ先生のサウンドに近づけるか…というテーマで日頃の試行錯誤、研究過程を紹介しています。研究結果に興味のある方はBLOOD SABBATHのライブに足を運ぶか、YouTube(BLOOD SABBATHで検索すると出てきます)やmixi(マイミク歓迎。「みたによしゆき」で検索してください)、MySPACE(右上にURLがあります)などで公開中の映像をご覧ください。

今回は本題を離れて、2月下旬に香港/中国と旅行をしてきた日記とします。

某月某日

一生行かないと思っていた中国。行かず嫌いだったのかも…。昨年、会長と親しくなった関係で、中国中山市で行われるべリンガー社設立20周年記念パーティにお呼ばれした。世界各国のメディアや取引先、約120名がまず香港に集結。百万ドルの夜景を見ながらのナイト・クルーズなどの歓迎を受けた。香港はジャッキー・チェンの映画の世界のまんまで、アジアを中心にした多国籍というか無国籍というか、雑多な印象を受けました。空に向けてそびえ立つビルディングやアパートには開いた口が塞がらず、地震が起きたら折れるんじゃないかと余計な心配をしてしまった。
▲香港は百万ドルの夜景。海はやや油臭い
▲電飾看板はジャッキー・チェンの映画風
▲世界から集まったディーラーとメディア

某月某日

香港で一夜を明かし、翌朝、フェリーで中国は中山市に渡航。2時間弱の乗船でよその国に入国するって日本じゃ考えられないね。滞在先となった中山市のシャングリ・ラ・ホテルは大きくて、きれいで、すばらしかった。当然のことながら、ホテルの周囲には何もないので(コンビニなんて全然なし)、自由時間はずっとホテルにいたのだが、洋画は見られるし、NHKは映るし、西洋式の室内は何も不自由することがなく、料理もビュッフェ形式だったので大助かりだった。実は中国に来ているにもかかわらず、中華料理は苦手なのだ(爆)。洗面所の蛇口に張られた「生水を飲むな」の注意書きに驚いた。ま、水には気をつけろと渡航前から言われていたが、ここまで徹底しているのか…と。朝晩の歯磨きまでミネラル・ウォーターで済ます徹底ぶり(初体験)。飲み物はコーラ。しかも氷なしを注文。お陰でお腹の調子はまったく問題ありませんでした。
▲中山市シャングリ・ラ・ホテルのロビー

某月某日

3日目の朝はべリンガー社の工場見学。広い敷地内に5つの工場が隣接する。漢字がなんとなく読めるのが楽しい。整理整頓はそのまんま。漢字と英語表記があるので理解しやすい。小心地滑。小心は注意しろという意味らしく、地滑はスリップ。なんとなくわかるよね(笑)。つまり、滑りやすいから足元に注意せよ!という意味なのだ。請勿撮影。請はどうやらPLEASEのようで、もちろん(勿論)のもちはダメ、ノーという意味らしい。つまり、撮影禁止という意味(笑)。日本人にとっては漢字表記が中国の楽しみ方の1つになると思いました。工場内は昔の日本のような素直そうな女子…女性でも女の人でもなく、女子がぴったりのイメージ…が健気に働いており、日本人のオッサンは胸がキュンとするのでした(笑)。ベリンガー社では製品に使う何から何まで自社開発、生産しており、スピーカーのコーン紙を作る工程まで見せていただきました。ローコストの源泉はハイテクじゃなく、マンパワーですね。
▲ギターなど木工系の工場。漢字が読める
▲エレクトロニック系製品の工場と警備員
▲うら若き乙女が電子基板を1枚ずつ確認
▲自社工場でスピーカー・コーンまで生産

某月某日

最後の夜は工場の従業員2800人と一緒に設立パーティ。海外からのお客様グループ…ボクもその1人です…には2800人の社員が拍手と大歓声でお出迎え。すごいっ。スーパースターになった気がしました(爆)。会長と社長、中山市の市長などの挨拶の後、職場対抗の隠し芸大会のような余興を楽しみました。踊りひとつでも中国なので、まったくの異文化。音階も違うし、きらびやかな衣装はすばらしい。一生懸命演技する姿を見て、元気とやる気のエネルギーをたくさんいただきました。
▲MICHAEL DEEB社長とURI BEHRINGER会長
▲RECORDING MAGAZINEのMIKE METLAYと

某月某日

実は香港では問題なかったのですが、中国の中山市では一悶着ありました。はい、税関です。細い切れ長のキリッとした目で凝視する係員。案の定、スーツケースは開けられるは一つ一つの荷物はチェックされるは、仕事や行き先、目的などを根掘り葉掘り聞かれるは…。よく考えれば、そりゃ捕まるよねー、ロン毛の上に青いし。TシャツはSLIPKNOTだし。途中まではサングラスも掛けていたし…。行きも帰りも大変でした。税関内は係官以外からもジロッとにらみつけられる始末。見るんじゃないです、ニラムんです(笑)。LAじゃ感じたことのないことでしたねー。BLOOD SABBATHの公演なんて絶対に無理かも(笑)。

某月某日

いよいよオーストラリアから彼らがやってくる。3枚目の新作アルバムを引っさげて。ゴシック・ドゥーム・メタルバンドのthe ETERNAL。ヨーロッパからアメリカの約2ヶ月のライブツアーの途中に日本に立ち寄り、鹿鳴館で一緒にライブをすることになったのだ(3/28)。5日間ほど滞在するので少しは英語力が付くとよいのだが(苦笑)。その後、BLOOD SABBATHは5月には京都と大阪でライブを行いますのでお楽しみに。