ど〜も…本誌編集長の三谷です。趣味が高じてヘヴィメタルの元祖BLACK SABBATHの功績を世に広めるバンドBLOOD SABBATHという社外活動をしています。いわゆるコピーバンドではなく、BLACK SABBATHの素晴らしい音楽を今の時代に広めることを目的とした広報宣伝、販売促進バンドと定義しています。本欄では情報の少ない中でいかにトニー・アイオミ先生のサウンドに近づけるか…というテーマで日頃の試行錯誤、研究過程を紹介しています。研究結果に興味のある方はBLOOD SABBATHのライブに足を運ぶか、YouTube(BLOOD SABBATHで検索すると出てきます)やmixi(マイミク歓迎。「みたによしゆき」で検索してください)、MySPACE(右上にURLがあります)などで公開中の映像をご覧ください。

某月某日

事務所移転。長年居た一軒家の事務所を離れて駅前に移転した。10数年間居ましたね。当時は地図にも「造成中」と載っていた広っぱだった土地が今やベッドタウンですからね。正直、青いロン毛に黒装束のヘヴィメタラーには居心地の悪い街でした(苦笑)。その点、駅前はかなり保護色になってくれます。かなり…という注釈付ですけどね。

移転に際して、広さと便利さを交換条件にしたので旧事務所の荷物が新事務所には全部入り切らず、何が入らないかというよりも何なら入るの…という逆転の発想をしないといけない始末。ここでポジティブ・シンキング。考えようによっては10数年間の、いわば澱とも言える書類や荷物を一気に減らす絶好の機会。

極端な性格のボクは一気に荷物を減らしたというか、ほとんどのものを捨てました(苦笑)。ノートパソコンのハードディスクの中身も整理。スッキリしました。年末の大掃除って意味のあることだと痛感。今年は実行するぞ!

某月某日

以前より、本コーナーでアイオミ先生のような「十字架インレイ」を自作する!と意気込んでいたのですが、いざ実際に部品や工具を揃えて取り掛かるとなると、ライブとライブの合間のスケジュールを縫いながら、かつ本業の本誌編集の合間に…と、かなりタイトなスケジュールになることが判明。本当はGW明けの関西遠征ツアーでドドーンと十字架インレイのSGでブチかますつもりでしたが涙を飲んで断念。

もちろん、決してビビったわけではありません。純粋に延期です。6月の定期ライブか、7月に予定しているちょっと大きめのライブでお披露目になるかな。他にも気になる問題が発生。アイオミ先生のピックガードは透明なスモールタイプで、基本はギブソンのSGスペシャルに搭載しているピックガードだと思います。

ボクはスタンダードをベースに改造しているので、スモールピックガードにするとピックアップのザグリが見えてしまうので埋めなくてはいけません。もちろんそこを埋めることはできるけど、そこまでやるとなると塗装にまで手を広げないといけないね…とインフィニティの木庭先生の談。フロントとリアのピックアップの間を木で埋めて、塗装をやり直すとなると「ギター本体の鳴り」に影響を与える点が心配になる。

今、半音下げで使っているSGの「鳴り」は相当いい感じなので、これがマイナス方向に進んでしまうのには抵抗があり、「君子危うきに近寄らず」の精神で、スモールピックガード化は断念。知り合った当初に木庭先生が言っていた、「自分で改造すればどんどん愛着が沸きますよ」という言葉は正解です。何かのパーツを交換するにしても、いろいろと検討した結果だし、こすり傷や穴も含めて、全部が改造の歴史であり、世界に1本の自分専用のギターって感じが強くしている今日この頃。これはギターだけに留まらず、次のエフェクターにも言えることですね。

▲白蝶貝の十字架インレイを切り出す工具類

▲机にこんな感じで取り付けて、糸鋸で切る

▲SG2本分の十字架シールを貼った白蝶貝

▲1フレット用の大きな十字架を切り出した

某月某日

初期のアイオミ先生のギターは独特の重く歪んだサウンドの影で常にハウリングやノイズと格闘しておられたはず。それを再現しているボクにも当然同じ問題がのしかかる。ライブでは専任のギターテックのいないボクはフットボリュームで無音時のハウリングやノイズを消します。名曲「BLACK SABBATH」のような歪まないパートの演奏はフットボリュームで音量を絞りますが踏み具合によって音量が変わります(当たり前)。

つまり、毎回同じ感覚で踏まないと同じ音量にならないわけです。前に全部踏み込んだオープンか、かかと側に踏んだ絞り込みの状態の2つしか使わないなら簡単ですが、途中というのがやっかいです。最近のフットボリュームにはミニマムボリュームがありますが、それでは曲中でゼロにできない。そんなある日、某社のSIGNAL PADを発見。

フットボリュームをストンプ版にした感じ。設定したボリューム値をスイッチでオンオフできる優れもの。早速購入。これとフットボリュームを組み合わせればバッチリ。ただ、素早い切り替えに向かないのでスイッチを踏んでいるときだけ有効になるモーメンタリー型のスイッチに交換。実際の使用感は今夜のリハーサルでわかります。うまくいくかな。

▲スイッチでボリュームを調整しようと購入

▲完全パッシブ型で電池はLED発光に使用

▲意外にちゃんと基板で回路が組んであった

▲スイッチ部とボリューム部が分離した基板

▲スイッチ部を外してモーメンタリーに変更

▲左が標準のオンオフ型で右は秋葉原で購入

某月某日

GW明けの9〜10日は京都と大阪でライブ。昨年秋以来の関西遠征である。しかも、今回は目黒鹿鳴館で2年ほど継続しているBLOOD OF METALの関西版というイベントで参戦。今後は年に数回、全国各地に遠征したいっすね。BLOOD SABBATHは全国どこへでも駈け付けます。条件が合えばですが(苦笑)。怖がらずに声を掛けてください。