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巻頭特集 – 絶対わかるボーカル・レコーディング

前編:2017年12月18日公開
後編:2017年12月25日公開

音楽をやっていると「実はよくわかっていないんだけど、何となくできちゃってるんだよね…」なんてことが意外と多いと思います。しかし、ちゃんと知っていればこれまで以上に作品のクオリティーが上がるはず…。

音楽を作る上で最低限知っておきたい基礎知識をわかりやすく解説していく「絶対わかるシリーズ」、今回のテーマは楽曲の主役であるボーカルについてです。最も聴かれるパートですので、ボーカル・パートのクオリティーがそのまま曲の印象につながるといっても過言ではありません。ボーカル・レコーディングの流れやマイク選び、クオリティー・アップのヒントを紹介していきます。

本特集で紹介しているマイクやアクセサリーのサウンドを動画で公開します。
完全版では、各マイクそれぞれに男性ボーカル・バージョン/女性ボーカル・バージョンと、各種アクセサリーを使用したときのサウンド変化も紹介しています。
完全版は、Webサイトへの記事公開時(前編:2017年12月18日 後半:2017年12月25日公開)に合わせて公開いたします。

【動画リスト】

●マイクとの距離によるサウンド変化
●ASTON/SPIRIT(男女)
●audio-technica / AT4040(男女)
●LEWITT / LCT 440 PURE(男女)
●LEWITT / LCT 240 PRO(女)
●MOJAVE AUDIO / MA-50(男女)
●MXL / 2003A(男女)
●Peluso / P-87(男女)
●sE Electronics / sE 2200(男女)
●sE Electronics / X1 Studio Bundle(男女)●Shure / MV51(男女)
●Slate Digital / VMS(男女)
●KAOTICA / Eyeballの有無(男)
●sE Electronics / Reflexion Filter Proの有無(男)
●Golden Age Project / PRE-73mk3(男女)
●Universal Audio / UNISON聴き比べ(女)
●Celemony / MELODYNE 4

SPECIAL

手の平サイズの本格レコーダー ZOOM / H1nの魅力に迫る 

価格を超えたクオリティー LEWITT / LCT 240 PROを試す
→ 2017年12月11日公開

PRODUCT REVIEW

Dubreq / Stylophone GEN X-1
→ 2017年12月13日公開

UNIVERSAL AUDIO / Apollo Twin MkII
 2017年12月20日公開

Native Instruments / MASCHINE MK3
 2017年12月27日公開

 

編集長より

1ヶ月のご無沙汰です。いよいよ、師走に突入ですね。今年はいつになく…というか、昨年にも増して東奔西走しております。ハイテク機器とコンビニを駆使するとオフィスにいる時と変わらない仕事ができるので助かっています。あっちこっちに飛び歩いたり出張している関係で、時間調整や考え事のために喫茶店に入ることが激増しました。コメダ珈琲店をよく使うのですが、そこで感じたことは…。黒船スターバックスや国産タリーズはおしゃれな店舗で若者に人気ですが、「喫茶店」と呼ばれる昔ながらの業態はローテクで衰退や斜陽のビジネスという感じがしていました。

実際、若者はほとんどいません。でも、たったコーヒー1杯で人がどんどん集まるんですね。大した味でもないのに驚きです(失礼)。コンビニや自動販売機など安価な競争相手もたくさんいます。駅の近くやショッピング・センターなどの一等地に大きなスペースを陣取って、1杯480円のビジネスを展開して、しかも上場までしちゃったとか…。喫茶店という業種そのものが利益率の高いビジネスなのかもしれませんが、楽器業界も彼らから何かを学ぶことができるのではないかと思うのです。発想の転換と言うのか…。

コメダに限らず、スターバックスでもそうですが、顧客のほとんどはコーヒーを飲みに行っているのではないのです。おしゃべりをしたり、勉強したり、仕事をしたり…コーヒーはあくまでも脇役で、料金の多くは場所代なのでしょう。

話を楽器店に強引に方向展開すると…楽器を販売することをメインにしない、楽器好きなマニアが集まる喫茶店があっても良いんじゃないのかと短絡的に夢想したりするのです…笑。もっとも、コメダ珈琲店のように9時、10時から井戸端会議に集まる主婦層と楽器マニアとを一緒にはできないと思いますけどね。現実的には、リアルな楽器店がネット通販に負けていると嘆くだけでなく、リアルな楽器店の定義を変えてみると新しいビジネスの展開が見えるのではないかと思うのです。

ネットの裏をかくというか、顧客に焦点を当ててみるというか…。ネット通販では、①楽器そのものに触れることができない。②自分で音を確かめることができない。③自分の知らない製品を見つけることが難しい。④知りたいことを知ることができない…などなど。これって、結局のところ、楽器店の原点じゃないでしょうか。楽器店に行く、楽器店で買う理由をしっかりと考えないといけないんじゃないかと思うのです。

その基本は、楽器店は「楽器という特殊で専門的な製品を売るお店」ってことじゃないでしょうか。店員は、商品知識が命だと思います。ネット検索で大抵のことはわかる時代。検索ではわからない知識やヒントの有無がビジネスの勝敗を分けるのではないかと思うのですが、これって、結局のところ、ビジネスの原点ですよね。頑張りましょう!

では、また来月っ!

株式会社ミュージックネットワーク
代表取締役+本誌編集長 三谷佳之
mitani@musicnetwork.co.jp
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