ど〜も…編集長の三谷です。趣味が高じて、ヘヴィメタルの元祖BLACK SABBATHの功績を世に広める広報宣伝、販売促進バンドBLOOD SABBATHとして社外活動中。本欄では、敬愛するトニー・アイオミ先生のサウンドに近づくための試行錯誤の日々…悪戦苦闘ぶりを紹介。本家メンバーとのパイプも徐々に太くなりつつ…(嬉)。直訳ロッカーの王様とのコラボCD「黒い安息日伝説」のレコーディングが終了、現在、鋭意ミックス中。レコ発ライブで全国ツアーをするぞー(本人希望)。

■某月某日

本欄で既報の通り、直訳ロッカーの王様とのコラボCD「黒い安息日伝説」のレコーディングは予定を大幅に遅れてつつも前に進んでおります。しかし、難しい…。ライブとはまったく違う感覚で、ごまかしが一切通用せず、難しいというより、厳しいという感じでもあります。演奏においては、リフやメロディーを間違わないということも大事だし、テンポやノリを保つということも大事であり、マイクを通して録音されるサウンドも大事です。

ボクに関して言えば、これまでのBLOOD SABBATHのライブは、本家BLACK SABBATHが97年に録音したライブ盤「REUNION」のサウンドやアレンジをベースにしてきましたが、今回のアルバムはそれぞれの楽曲のスタジオ盤の再現を目指しており、何もかもが全然違ってきております(涙)。

スタジオ盤なのでオーバダビングをしている楽曲では、数本のギターがそれぞれ何を演奏しているのかを聞き取ることもせねばならず、それはそれなりに大変なことなのですが、最大の難関はサウンドですね。これまで参考にしてきた97年から遡ること25年のサウンドですので、アンプも違えば、ギターのピックアップも違うという状況です。試行錯誤というか、悪戦苦闘の結果、ギターはピックアップにTONY IOMMI SIGNATUREを搭載したモデルではなく、シングルコイルのP-90を搭載した一般的なGIBSON SG SPECIALが適していることがわかりました。でも、P-90搭載モデルなんて持ってないし、視野にも入っていなかったから、結局は買うハメに…(嘆)。

■某月某日

ギターをP-90搭載モデルに変えると…おおお、よく似たサウンドが出てきました。これか〜。でも、今後のライブでギターはどうするの?という素朴な疑問が(苦笑)。せっかく、自作した十字架インレイ付きのSGが2本もあるのに…。購入した1本を使い回し?するの…できるの。BLACK SABBATHの楽曲は3作目以降、1音半下げというチューニングのものが増えてくるので、試しに下げてみると…つまり、張っている弦は.32/.24/.18/.11/.08/.08というおっそろしく細い仕様にもかかわらず、1音半下げるのです…なんか雰囲気が出てきましたが、弦のテンションは激減です…ペショペショ。

これじゃ弾けないよ…と、普段使っている1音半下げの際のゲージ(.42/.32/.20/.12/.10/.09)の弦に交換してみると、ばっちりです。出音が近くなるのは嬉しいですが、1本のギターでライブの途中にチューニングを変えるのは実際問題も、演出的にも難しく…結局この先、ライブ用にもう1本、P-90搭載のSGを買うことになるのでしょうか(苦笑)。

■某月某日

ギター・サウンドの感触は70年代初期になったのですが、普段使っているLANEY TONY IOMMI SIGNATUREのアンプではゲインが高過ぎるようです。ため息が出るほどゲインを下げると当時の雰囲気は出るのですが、曲によってはまだなんかしっくり来ない。

 

…ということで、結局、LANEYのVC30-212というクリーンなサウンドが出るチューブ・アンプを買うハメになりました。エフェクターもダラスのレンジマスターを1つ使っているだけかもしれず…結局のところ、今回のアルバム制作がきっかけになり、今までとは全然違う機材を使うことになり、それに慣れるためのリハーサルも必要になり…どんどんとスケジュールは遅れるわ、予算はかかるわ…というのが現在の状況です。発売は3月中旬。さて、どんな仕上がりになっているのでしょうか。楽しみデス。