ハイレゾ対応を強化し、将来を見据えた波形編集ソフトの決定版

波形編集の定番ソフトがDSD対応

音楽制作ソフトのABLITYシリーズでお馴染みのINTERNET社が開発、販売する波形編集ソフトがSound it!シリーズ。国産ならではの親切設計と、長い歴史の中で培われてきた技術と優れたワークフローが魅力のソフトです。DAWソフトでも当然波形編集は行えますが、そこは専用ソフト。日常的な波形編集からマスタリングまで、シンプルかつ効率的に作業できるように随所に工夫されています。

今回の8Pro最大の特徴が、DSDやハイレゾ音源の編集が大幅に強化された点です。従来の8PremiumでもDSDファイルを扱うことはできましたが、インポート時には自動的に24bit/192kHzのwavデータに変換されるというものでした。しかし8Proからはネイティブで録音と再生に対応。編集も32bit/768kHzのPCMに変換することで、サウンド変化を気にすることなく編集が行えます。

PCMも最大32bit/768kHzまで対応。もちろん、使用するにはこれらのフォーマットに対応するオーディオ・インターフェイスが必要となりますが、2Mixをハイレゾリューションでアーカイブしたり、フォーマットを変換するという必要性が増えていくことは間違いありませんので、対応機器を持っているかに関係なく、DAWを使う多くの人にとって持っておく意味があるものでしょう。付け加えておくと、DSDにネイティブ対応した波形編集ソフトがこの値段で買えるというのは驚愕です。

本格マスタリング機能

そして全DAWユーザーにオススメしたいのが、マスタリング・ソフトとしての側面。現在のCDプレスの標準になっているDDPファイルへの対応はもちろん、CD-TEXT対応CDライティングなど本格派。また音声ファイル(m4a)にアートワークとURLを埋め込んだPodcast用のデータが作れる点も見逃せません。

もちろんフェード処理や各種波形編集やプラグインを使ったサウンド・メイクにも対応。曲ごとの音量差を自動調整してくれる便利な機能も搭載されています。またVSTフォーマットに対応するだけでなく、最初から合計で49種類にも及ぶVSTプラグインまで搭載。

世界的に高い評価を得ているSonnox製エフェクトや、マスタリング用途に最適なリニアフェイズEQやコンプまで搭載されていることを考えると、驚異的なコストパフォーマンスと言えるでしょう。

波形編集ソフトというと、DAWユーザーにとってどうしても使い道がはっきりとしない印象が強いと思いますが、良質なマスタリングが行えるソフトと考えると、一気に存在感が高まるのではないでしょうか。なお、先日にはMac対応版であるSound it! 8 Pro for Macintoshもリリース。基本的な機能はほとんど同じで、VSTだけでなくAudioUnitsにも対応しています。


■税抜き価格

通常版:2万5,000円
ダウンロード版:2万円

■お問い合わせ先

インターネット
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