大型アナログコンソールをメイン卓として構築されたレコーディングスタジオでは、その卓のコントロール部にスタジオモニタリング機能の中枢が置かれていました。オーディオインターフェースをI/OにしたDAWスタイルのスタジオでは、そのモニタリングコントロール機能はアクセスが限定されがちです。そこでAudientは、20年以上に及ぶ大型アナログコンソールデザインのノウハウを生かし、スタジオモニタリングのソルーションとしてNERO MONITOR CONTROLLERを誕生させました。その仕様はモニタリングに必要な充実したI/O、コンソールスタイルのモニターコントロール、信号レベルのマッチングが凝縮されています。もちろん入力された音源を忠実に再現できます。
- 4系統ステレオアナログソース
- 2系統ラインレベル入力
- 1系統Cue ミックス専用入力
- 1系統Aux入力 (RCA 又は Mini Jack)
- オプティカル&同軸S/PDIF入力
- 3系統ステレオスピーカー出力
- 1系統指定可能なサブ出力
- 4系統ヘッドフォン出力(ルーティング可)
- スマートタッチポイント(カスタマイズ可)
- トークバック入力
- 内蔵マイクロフォン
- 外部トークバック入力
- Dim、Cut、モノ&極性モニターコントロール入力Mono & Polarity Monitor Controls
INPUTS
スタジオのセットアップが大型になると、モニターソース選択やCue、スピーカーやヘッドフォンのフィード等のコントロールが難しくなります。このNEROがそれらの機能を集約し、簡単に操作できるように解決してくれます。
- 2 x ステレオ入力
- オーディオインターフェースを接続します。
- 専用Cueミックス入力
- プレーヤーに、快適でクリアーなモニターソースを提供できます。
- ミニジャック入力
- 外部オーディオソース入力
- RCA入力
- メディアプレーヤーからの入力
OUTPUTS
ミックスのモニタリングが、独立したボリューム設定で3セットのスピーカーまで可能です。サブウーハーはそれらのどのモニターパスにも接続できます。さらに、本機のヘッドフォンモニター出力には、1 xモニターグレードと3 xフォールドバックグレードの4系統があり、それぞれにヘッドフォンアンプを備えています。このプロ仕様の装備がクリスタルクリアなヘッドフォンモニタリングをセッション時にも可能にします。
- メインステレオ出力
- メインモニターを接続します。
- 2 x Alt スピーカー出力
- 他のリファレンススピーカーを接続します。
- サブウーハー出力
- サブウーハーの接続が指定できます。
- 4 x ヘッドフォン出力
- トークバック:プレーヤーと録音時のコミュニケーションが取れます。