BOSS / VE-500

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「アンプとエフェクターを組み合わせて、自分のシグネチャー・サウンドを作る」―ギターの音作りと同じように、ボーカルのトーンやエフェクトにもこだわりたい。そんなギター・ボーカルの願いを叶えるのがVE-500です。VE-500はボーカル用にチューニングされたプリアンプや高品位エフェクト、豊かなハーモニーなど、ボーカルのサウンド・メイキングに欠かせないツールを堅牢な筐体へ凝縮しました。

ギター・エフェクターと組み合わせて手軽に使用できるように設計されているので、VE-500をペダルボードへ追加するだけでボーカル・サウンドを思いのままにコントロールできます。BOSS独自開発の高性能DSPエンジンを搭載することで、プロ・クオリティの音質とナチュラルなハーモニー、正確なピッチ・コレクト機能を実現しました。入力されたギター・コードを自動で解析するので、複雑なコード進行の曲でも正確なハーモニーを奏でることができます。また、基本となるボーカル・トーンを磨き上げるEQやエンハンス等のプリアンプ、ロボット・ボイスを作り出すボコーダー機能、高品位なリバーブ、ディレイ、モジュレーションなど定番のエフェクトから、ディストーション、フィルターなどユニークな効果まで、ボーカル専用のツールやエフェクトを多数搭載しました。これらを組み合わせたお気に入りの設定は最大99個まで保存することができ、曲やスタイルに合ったパッチをスイッチ一つで即座に呼び出し可能。VE-500をペダルボードに加えれば、ギター・ボーカルのライブ・パフォーマンスがさらに華やかで躍動的なものになります。

  • ギター・ボーカルに最適な高品位ボーカル・マルチ・エフェクト
  • 最先端の自動検出アルゴリズムを採用することで、ナチュラルなハーモニーとピッチ・コレクトを実現
  • BOSS独自開発の最新DSPエンジンにより、業界最高クラスのサウンド・クオリティを実現
  • EQ、エンハンス等のプリアンプ・セクションに加え、リバーブ、ディレイ、モジュレーション、ディストーション、フィルターなどボーカル・サウンドに最適化された多彩なエフェクトを搭載
  • ギター入力により、ロボット・ボイスやトークボックス・サウンドが使用できるクリエイティブなボコーダー機能
  • メインとなるボーカルとハーモニーを別々に出力するなど、様々なルーティング・オプションを選択可能
  • パフォーマンスの幅を広げるルーパー機能
  • ゲイン調整やファンタム電源供給も可能なXLR入力端子
  • ハーモニー、ピッチ・コレクト、ボコーダーなどに対応し、ペダルボードへ色付けのない原音を出力するギター用イン/スルー端子
  • PAやレコーディング機器へステレオ出力が可能なXLR出力端子
  • 様々な機能をアサイン可能な3つの本体フットスイッチに加え、外部フットスイッチ2つ/エクスプレッション・ペダルも追加できる高い拡張性
  • 最大99個までパッチを保存可能なメモリー機能
  • 任意のパラメーターをアサインし、リアルタイムで操作できる3つのノブ
  • MIDIキーボードやDAWとの接続で、ハーモニーの生成やピッチ・コレクトを可能にするMIDI/USB-MIDI入力端子
  • PC(Mac/Windows)とUSB接続することで使用可能な専用エディター/ライブラリアン

足元で自在に操るボーカル・サウンド

VE-500は、繊細なニュアンスだけでなく、最新チャートで聴かれるようなエフェクティブなボーカルまで、自在な音作りが可能。最新のアルゴリズムを採用したハーモニーやピッチ・コレクトは大幅に強化され、今まで以上に手軽に音楽的なボーカル・ハーモニーを付加することができます。また、VE-500はストンプボックス・タイプなので、あらゆるペダルボードに簡単に組み込むことができます。ギターを本体のインプットへ接続することで、ギター音を検出してハーモニーやピッチ・コレクト、ボコーダー機能に反映。スルー・アウトからは、色付けのないナチュラルなサウンドをギター用のエフェクト・ボードへ出力可能です。ボーカル・サウンドは、ステレオ出力のXLR端子からPAミキサーやステージ・モニター、レコーディング機器へ直接出力することができます。

ギターやMIDIによりコントロールできるインテリジェントなハーモニー機能

ボーカリストが1人の場合でも、VE-500を使用すれば複数のバック・コーラスを簡単にアンサンブルに加えることができ、一歩進んだパフォーマンスが可能です。最先端の自動検出アルゴリズムが入力されたギター・コードを解析し、最大3和音のハーモニーを生成します。さらに、転調などを含む複雑な楽曲にも自動で対応可能なモードも搭載。必要に応じて、ハーモニーそのものの微妙な揺れやボーカル・トーンとの音楽的な親和性も細かく設定できます。また、キーボードやDAW等の外部機器とVE-500 をMIDI接続すれば、ハーモニーのコントロールも実現します。

イマジネーションをサウンドに ―ボーカル専用エフェクト

VE-500はボーカル専用にチューニングされた高品位エフェクトを多数搭載。更に、シリーズ/パラレルなど、様々なルーティング・オプションを選択でき、例えばハーモニーとボーカルに個別のエフェクトを加えることも可能です。基本となるサウンドは、プリアンプとなるセクションで、エンハンス、EQ、ディエッサー、コンプレッサーを使用して艶のあるサウンドへと仕上げることができ、2つの独立したディレイ/リバーブで残響を加えれば更にリッチなサウンドを生み出します。また、定番のコーラス、フランジャー、トレモロから、サブ・ディレイ/リバーブ、更にはディストーションやラジオ・ボイス、リング・モジュレーター、スライサー、フィルターといった楽曲のアクセントとなるエフェクトも搭載。これらは、最大で4つまで同時に使用することができるので、VE-500で思い通りのボーカル・サウンドをデザインすることができます。

ギターを歌わせる ―ボコーダー機能

もう一つのVE-500の特筆すべき機能は、BOSSコンパクト・ペダルVO-1を継承したボコーダー。VE-500へ接続したギターの演奏に合わせて、エレクトリック・ボイスで歌うことができます。また、往年のヒットソングで耳にする、まるでギターが歌っているような「トークボックス・サウンド」もマウス・チューブなしで再現することが可能です。

音程キープから「ケロケロ・ボイス」まで ―ピッチ・コレクト機能

VE-500は、ギター、もしくはMIDIをガイドとしたピッチ・コレクト機能も独立したセクションとして搭載しています。違和感なく正確なピッチになるので、音程が不安定になりがちな楽曲や、メイン・ボーカルではないメンバーがハーモニーを歌う場合などに役立ちます。また、この機能を極端な設定にして使用すれば、ダンス・ミュージックでよく耳にする「ケロケロ・ボイス」と称されるハードなピッチ・コレクトや、機械的なボーカルからロボット・ボイスまで、幅広いセッティングで歌うことも可能です。

カスタマイズ可能なコントロール

VE-500は視認性の高いディスプレイと操作性に優れたノブとボタンで、パッチの呼び出しや設定変更も簡単に行うことができます。3つのノブは個別にパラメーターをアサイン可能。フットスイッチも3つ備えており、パッチ選択や指定されたエフェクトやハーモニーのオン/オフ、ルーパー機能など、思いのままにコントロールすることができます。更に、外部フットスイッチ、エクスプレッション・ペダルの追加やMIDI機器との連動ができるので、パフォーマンスの自由度はさらに広がります。パッチは最大99個まで保存可能で、PC(Mac/Windows)をUSB接続すれば専用ソフトウェアでの設定変更やライブラリ管理までサポートします。


■販売価格:オープン

■お問い合わせ先:BOSS
メーカーの製品紹介ページ

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