Roland / R-07
- 2018/4/4
- 製品レビュー
- Roland, リニアPCMレコーダー, 製品レビュー
簡単、高音質。ワイヤレスにも対応した最新オーディオ・レコーダー
Rシリーズ最新作
ローランドのRシリーズと言えば、オーディオ・レコーダーとして親しまれてきた定番。久々の新モデル「R-07」が登場です。簡単、確実、高音質というRシリーズ共通の特長をしっかりと受け継ぎながら、新しくBluetoothのワイヤレスに対応したR-07を早速チェックしていきましょう。
本体は非常にコンパクトで軽量。手のひらにすっぽり収まってしまいます。そして何よりボタン配置が絶妙で、片手で操作できるのです。この操作感は、ちょうどスマートフォンを触っている感覚に近いです。ボディー上部にステレオ・マイクを内蔵。電源を入れるとすぐに録音を開始することができます。録音形式はWAV(最大24bit/96kHz)とMP3(最大320kbps)が選択可能です。
そんなR-07を象徴するかのような機能がシーン機能です。これは、ホールでのコンサートや野外ライブといった録音シーンに応じて、自動的に録音モードやリミッター、ローカットを設定してくれるというもの。もちろん自分で細かく設定していくこともできますが、録音の知識がなくても良い音で録れる。それがR-07なのです。
ワイヤレスで広がる可能性
異なる録音レベルのファイルを同時に録音できるデュアル・レコーディングなど、万が一に備えたバックアップ機能も搭載されていたりと、中上級者のニーズもカバーしています。
R-07の最大の魅力が、Bluetoothに対応し、ワイヤレス・コントロールが可能になったことです。スマートフォン用アプリR-07 Remoteを使えば、録音/再生はもちろん録音レベルの設定から設定情報の確認までスマートフォン上から操作が可能です。離れた所にセッティングしても操作できるだけでなく、録音中に設定を変更しても、ボタン操作音が録音されることはありません。また、ちゃんと録音できているかをリアルタイムに確認できるというメリットもあります。一度使うと手放せなくなること間違いなしです。
■販売価格
■実勢価格:2万3,000円(税抜)
■お問い合わせ先
ローランド
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