製品レビュー

Antelope Audio / DISCRETEシリーズ

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • follow us in feedly

世界中のスタジオで導入されているオーディオ・クロックやAD/DAコンバーターなどを手がけるブルガリアのブランド、Antelope Audio。プロ・ユーザーからも絶大な評価を受け続ける同社が、ホームユースに本格参入! 欧米で大ヒット中の次世代オーディオ・インターフェイス、Discreteシリーズが遂に日本に上陸します。

1台ですべてを手に入れる

Antelope Audioは、20年以上に渡ってオーディオ・クロックとアナログ回路デザインを追求してきたブランドです。そのポテンシャルは、国内外のレコーディング/マスタリング・スタジオがこぞって導入している点を見ても明らかです。プロフェッショナルを納得させてきたハイエンド・モデルのサウンドと機能を自宅で再現できるのがAntelope Audioの次世代Thunderbolt / USBオーディオ・インターフェイス「Discreteシリーズ」。

Discreteシリーズには、8系統のマイク・プリアンプを搭載する「Discrete 8」と、4系統のマイク・プリアンプを搭載する「DIscrete 4」の2モデルがラインアップ。両者の違いはチャンネル数とFPGA FXの処理能力だけで、肝心のサウンドや機能面は共通となっています。

8プリ・モデルのDiscrete 8と、4プリ・モデルのDiscrete 4がラインアップ

ディスクリート・マイク・プリ

シリーズの大きな魅力は、モデル名にもなっているフル・ディスクリートのマイク・プリアンプを搭載している点です。ピュアで生々しいサウンドに定評のあるAntelope。一般的なオーディオ・インターフェイスの内蔵マイク・プリアンプにはICチップが使われていますが、Discreteシリーズでは、レコーディング・コンソールやハイエンド・マイク・プリアンプと同じフル・ディスクリートのマイク・プリアンプを搭載しています。専用機と比べてもまったく遜色のないサウンドを実現しています。

これだけでもすごいのですが、さらにプリアンプ・モデリングまで搭載。真空管、トランス、FET…といった著名ビンテージ・マイク・プリアンプのサウンドを再現することができます(※近日、追加機能としてリリース予定)。

さらに、同社のモデリング・マイク「Edge (ラージ・ダイアフラム)」や「Verge(スモール・ダイアフラム)」と組み合わせると、マイク・モデリングまで使用可能。NEUMANN、AKG、SONYといったビンテージ・マイクのサウンドを完璧に再現します。

FPGAプラグインの魅力

見逃せないのが「リアルタイムFPGAプラグイン」。FPGAというのは書き換え可能な集積回路の一種で、DSPのようなもの(現実には違いますが…)とイメージするとわかりやすいと思います。

FPGA FXでは、有名アウトボードやアンプ・シミュレーターのモデリング・プラグインがCPU負荷やレイテンシーを気にすることなく使用可能。収録されているモデルは、1176や160、1073…など有名モデルを網羅。嬉しいことに、すべて無料で使用することができます。CPUでなくハードウェアに処理をさせることで、サウンドだけでなくつまみを動かした時のサウンド変化といった、手触りの部分まで忠実に再現されているのが特長です。かけ録りも後がけもOKです。

人気のコンプレッサー、EQ、ギター・アンプをモデリングした高品位プラグイン、「FPGA FX」が使用可能。処理はハードウェア上で行われるので、CPU負荷もありません。実機を完璧にモデリングした驚きのサウンドです

3つの製品バリエーション

Discrete 8とDisrete 4には、それぞれ「Basic FX collection」、「Premium FX Pack」、そしてモデリング・マイクとのお得なパッケージ「Edge+Verge Bundle」の3タイプの製品バリエーションが用意されています。Basic FX collectionとPremium FX Packの違いは、同時に使用できるFPGAプラグインの数。使えるエフェクトの種類は同じなので、ドラム録りなどでたくさんのエフェクトを同時使用したい場合はPermiumが良いでしょう。

Antelope Audio Japanの小長谷氏が語る、Discrete 8の魅力


■販売価格

Antelope Audio / Discrete 8 価格:15万8,760円(税込)〜

Discrete 4  価格:10万9,080円(税込)〜

■お問い合わせ先

Antelope Audio
メーカーの製品紹介ページ

関連記事

  1. Lauten Audio / SERIES BLACK
  2. IK Multimedia / Lurssen Masterin…
  3. BOSS / JB-2 Angry Driver
  4. Yamaha/refaceシリーズ
  5. Townsend Labs / Sphere L22
  6. IK Multimedia / AmpliTube MAX
  7. DigiTech / Whammy Ricochet
  8. Tracktion / Waveform Vol.2

特集記事

  1. 異次元の表現力! Fractal Audio Systems / Axe-Fx IIIの魅力を、オカダインターナショナルで伺ってきた
  2. これがレベルアップの近道だ! 耳コピで完コピのススメ
  3. ミュージシャンなら知っておきたい、音楽著作権の基礎知識
  4. モニター・スピーカーのセッティング方法を徹底解説!
  5. 人気のマイク10モデルのサウンドを動画で徹底検証!
  6. 人気オーディオ・インターフェイス 10モデルのサウンドを聴き比べよう!
  7. ヘッドフォン/イヤフォンにこだわる

新製品情報をチェック!

  1. Radial / Presenter

  2. ZOOM / H3-VR

  3. Reloop / TAPE 2

製品レビュー

Roland / AX-Edge レビュー

昨今の楽曲において、「キーボード/シンセサイザー」は欠かすことのできないパートです。しかし演…

SYNERGY AMPS / SYN1 レビュー

サウンドを"着せ替える"曲に合わせて好みのサウンドを追求するというのは、ギターを弾く上での大きな…

Jim Dunlop / Cry Baby MINI 535Q WAH

表情豊かなワウ・サウンドを、コンパクト・ボディーに凝縮ワウ・ペダルのスタンダードギターの音の…

BOSS / MS-3

いくつものエフェクトを組み合わせて、楽曲のイメージにピッタリなサウンドを作る…ギターやベース演奏の醍…

Roland / GO:MIXER

演奏風景を動画で撮りたい。そんな時に課題となるのが音声クオリティーです。映像に関してはスマートフォン…

PAGE TOP