PreSonus / Studio One 4
- 2018/5/23
- 新製品ニュース
Studio One 4は、レコーディング&コンポーズをベースにビート&グルーヴ指向のモダンなメソッドを融合したメジャー・バージョンアップです。クリエイター&コンポーザー向けにデザインされた新しいツール群とユーザー・フィードバックを反映させることによって、より直感的でよりスピーディーに制作が行えるプラットフォームへとさらに進化しています。
Studio One独自のコード・トラックとハーモニー編集機能により、ノート・データとオーディオのトランスポーズ、転調、コード置換がフレキシブルに行え、ハーモニーのアイディアを瞬時に具現化します。ドラム・モジュールは、Impact XTにアップデートし洗練されたビート・ワークステーションとなりました。パターン機能は、ステップ・シーケンスのコンセプトを21世紀へともたらし、リズム・セクションやシーケンスを素早くクリエイト可能。Sample One XTはStudio One内部のどこからでもサンプリングできる本物のサンプラーへと変貌させただけでなく、ループやビートのスライス、カット、リバース、アレンジなど強力なワークステーションにアップデートされています。
また、要望が多かったAAFファイル形式のサポート、Studio Oneソングデータのインポート機能、ナレーション編集やビートのマッシュアップに理想的なリップル編集モード、UIをバージョン2の様なライトなルックスに変更できるカラー・スキームの拡充、ミックス・コンソールのより落ち着いたデザインなど、多数のユーザーからのフィードバックが生かされています。
Studio Oneの飛躍的進歩によってアレンジを再定義。オーディオおよびノート・データを変更できるコード・トラックにより、ソングのプロトタイプ作成、新しいアイデアの実験、スランプの克服はこれまで以上に簡単になりました。既存のコードをよりハーモニーの豊かなコードに置き換えたら、どんなサウンドになるでしょう?古いパートを、ハーモニー編集からインスピレーションを得た新しいビターなコード進行に追従するようにしてみたら?こういった試みがずっと簡単になりました。
コードを自動検出
クールなコード進行が閃いたら、新しいパートを加えるためにクリエイティビティにブレーキをかけて、そのコード進行を思い出そうとする必要はありません。内蔵のコード検出機能が、オーディオ・トラックやインストゥルメント・トラックからコードを抽出。パートをコード・トラックにドラッグするだけで、ハーモニー編集用のリファレンスを作成できます。
ビートメイクを極める
Impact XT、それはコンプリートなワークステーション
Impactは便利で柔軟なドラム・モジュールでした。新しく生まれ変わったImpact XTは、要望の多かった20を超える新機能を搭載し、ビートやループのコンプリートなワークステーションへと進化しました。パートをパッドにロードしたら、ローンチしてビート・クオンタイズやリアルタイム・ストレッチ機能を使用しましょう。ノートのドラムへのマッピングで時間を無駄にする必要はありません。Impact XTはStudio One 4の新機能である「パターン」にインストゥルメントを自動挿入するので、即時にビート・クリエイションを始められます。複数のサンプルをパッドに積み重ねたり、インポート時にサンプルを自動スライスしたり、サンプル再生を反転させたり、最大8つのバンクをロードしたり、パートを色分けしたり、パッドやサンプル自体を編集したり…。これらはImpact XTが音楽制作にもたらす機能の一部に過ぎません。もちろん、オリジナルのImpactとの下位互換も完璧です。
ドラム編集をスピードアップ
最新のドラム・インストゥルメントに並ぶものとなるようデザインされた革新的で効率に優れたドラム・エディターなら、ユーザーの思考スピードでドラム・パートを編集できます。PreSonus Exchangeから無償で入手可能な数百に上る設定済みピッチ名やマッピング・スクリプトと共に、新しいドラム・エディターはビートメイクからドラム編集作業までを大きく加速させます。
サンプル・プレイバックの未来を行くSample One XT
Sample One XTは単なるサンプル・プレイバックを超えたサンプリング・パワーハウスへと大幅に進化しました。Studio Oneの様々な経路(入力、バス、出力、インストゥルメント、トラック、インポート/エクスポート)からオーディオをリアルタイム・サンプリング、自動スライス、ストレッチ、プロセッシング、トリガー、分解、パワフルなパフォーマンスからビート・メイクまでをこれ1台で実現。Sample One XTは、サンプラーに求められる機能の全てが搭載されているだけでなく、サンプルを加工できるシンセシスタイプのオプションも拡大しています。Sample One XTでは、サウンドのサンプリングと再生に留まらず、ワープや再構築により全く新しいクリエイティブなサウンドを生み出すことができます。
ステップ・シーケンスを21世紀へともたらすパターン機能
ステップ・シーケンサーはこれまで半世紀以上にわたり音楽制作に貢献してきましたが、シームレスで、迅速で、楽しい音楽制作の一過程としてステップ・シーケンスを刷新する時が来ました。パターン機能は、様々なシーケンス、メロディおよびドラム・トラック制作機能に加えてインストゥルメント・パート、オートメーション、Impact XTとのタイトな統合を提供。パターン機能はさらに同一トラック上で従来のインストゥルメント・パートと並走して使用ですることができ、新規トラック作成やプラグインを使用する必要もありません。
柔軟な互換性と応用性
SWITCHも簡単
他のDAWからのStudio Oneへのスイッチがより簡単に!Studio One 4では、Pro Tools、Logic、Nuendo、Final Cut Pro、Premiere等とのデータのやりとりを可能とするAAF(Advanced Authoring Format)ファイル形式をサポートしました。これにより、レコーディング・スタジオ、ポスト・プロダクションとのスマートなワークフローが実現します。
また、要望が多かったStudio Oneソングデータのインポート機能、ナレーション編集やビートのマッシュアップに理想的なリップル編集モード、UIをバージョン2の様なライトなルックスに変更できるカラー・スキームの拡充、ミックス・コンソールのより落ち着いたデザインなど、多数のユーザーのフィードバックが生かされています。
ARA 2.0に対応
PreSonusはCelemonyと長年連携し、Melodyneとのシームレスな統合を可能とする独自のAudio Random Access(ARA)仕様を開発しました。ARA 2.0は近日対応予定で、サードパーティ・プラグイン・デベロッパーにはすでに利用可能となっており、コード・トラックやハーモニー編集のキー・データにアクセスできるようになっています(コード・トラック対応を含むMelodyne無償アップデートは2018年夏頃の公開予定)。ARA 2.0では、複数のトラックから同時にデータへアクセスすることが可能となり、Studio Oneはソフトウェアの音楽性に寄与するテクノロジーの実装において、業界をリードする存在となります。