ERNiE BALL MUSIC MAN / StingRay Guitar
- 2017/8/5
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レトロなデザインと現代の技術が融合。スティングレイ・ギターが復活!
あのStingRayがギターに!?
StingRayと言えばアメリカの、ERNiE BALL MUSIC MANを代表するモデルであると同時にプレシジョン・ベースやジャズ・ベースに続く、エレクトリック・ベースの定番スタイルの1つ。フェンダーの創業者であるレオ・フェンダー氏が中心となって設立した「MUSIC MAN」社が1976年に生み出した、エレキ・ベースの金字塔と言えるモデルです。
そんなStingRayですが、1976年の発売当初はベースだけでなく、ギター・モデルも存在していたことをご存じでしょうか。レオ・フェンダー氏が開発したギター「StingRay II」のデザインを受け継ぎつつ、現代的な仕様で復活させたのが、この「StingRay Guitar」です。
オーセンティックでありながら、同時にモダンさも感じさせるデザインですが、ボディー材はアフリカン・マホガニー。ネックはセレクト・メイプル(厳選されたメイプル材)を採用しています。ちなみに、オリジナル・モデルは3ボルト・ジョイントだったのに対して、本モデルでは5ボルトとなり、より確実にジョイントされています。フィンガー・ボードはボディー・カラーによって異なり、Vintage Tabacco BurstとBlackにはローズウッド、Ivory WhiteとChili Redにはメイプルを採用。フレットはステンレス・スチール製なので、歯切れが良く、クリアなサウンドが楽しめます。
モダン・レトロが魅力
ビジュアル面での大きな特徴がマシンヘッドの配列です。オリジナル・モデルでは6イン・ラインだったのに対して、本モデルでは4:2へと変更。好みによる部分も大きいと思いますが、MUSIC MANを象徴する配列と言えるでしょう。
チューナーはシャーラーのM6-INDロッキング・チューナーで、ビンテージ・ベント・スティールのサドルを採用したカバー付きのモダン・トレモロとの組み合わせは、ビンテージ感溢れるビジュアルとハードなアーミングを行っても安定したピッチを実現する現代の技術を融合させた「レトロ・モダン」という言葉がピッタリです。
ピックアップには、メタル・カバードのカスタム・ワウンドのハムバッキング・ピックアップを2基搭載。StingRayと言えば、アクティブ・サーキットのイメージが強いですが、本モデルはパッシブとなっており、多彩なサウンドを生み出すことができます。
カラーは4色で、Vintage Tabacco Burstのみ価格がプラス1万2,000円となります。
■販売価格
27万5,000円〜(税別)
■お問い合わせ先
神田商会
メーカーの製品紹介ページ