アンプ / エフェクター

Fractal Audio System / Axe-Fx III

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Fractal Audio Systems社のフラッグシップモデルとしてオールインワンプロセッサーの頂点に君臨するAxe-Fxが飛躍的にパワーアップ。最新デジタルテクノロジーがリアリズムと交じわりプレイヤーを異次元に誘うAxe-Fx IIIに進化しました。

 

圧倒的なDSPパワー

 

初代Axe-Fxは、市販製品にミリタリーグレードのDSPを業界で初めて搭載したことにより衝撃を与えました。このDSPの力を使うことにより、他の製品では達成し得なかったディテールとリアリズムを可能にしたのです。

Axe-Fx IIは二つのDSPを搭載することによりこのコンセプトを拡張しました。そして更にこの哲学を受け継ぎ、Axe-Fx IIIでは四つものプロセッサを搭載しています。

メインオーディオエンジンにはTexas Instruments製DSP “KeyStone” が採用されています。このプロセッサはAxe-Fx IIに使用されていたものの二倍以上のパフォーマンスをもつ最もパワフルなDSPです。

 

 

 

カラーディスプレイ

800×480の大型カラーディスプレイは従来モデルの30倍の解像度を備えています。既製品のディスプレイよりも明るさとコントラストを向上させたことによって、様々な状況で視認性を確保します。

 

5つのプッシュエンコーダとメインエンコーダにより、迅速なデータ入力とパラメーター制御が可能です。パラメーターのアクセスと編集に必要な最小限の操作で、編集を迅速かつ簡単に行うことができます。5つのスクリーン上のパラメーターと同時に5つの「プッシュ」機能にも直接アクセスできます。

 

豊富な入出力

Input & Output Blocks

インプット、アウトプットソースはそれぞれ4つずつに増加しました。 Axe-Fx IIIは前面と背面に1つずつインストゥルメントインプットを備えており、いずれのインプットにもインプットインピーダンスをシミュレートするAuto-Zテクノロジーが採用されています。

グリッド内の任意の場所にインプットブロックとアウトプットブロックを無制限に配置できるため、ルーティングの自由度は更に向上しています。信号経路の異なる部分に異なるアウトボードデバイスを挿入することも、アコースティックギターとエレキギターのステレオアウトプットの同時処理も容易です。客席側にステレオ信号を送り、ステージ上にウェット/ドライ/ウェットを出力した上でリアンプ用のDIアウトを録音することも可能です。また、各出力には専用のLEVELパラメーターを備えています。

8イン、8アウトUSBオーディオ

16コア、500MHzのプロセッサは8イン、8アウトのUSBオーディオを実現し、Axe-Fx IIIを音楽製作環境の柱とします。オーディオグレードのパーツとコンバータは、殆どのサードパーティー製USBオーディオインターフェースよりも優れたパフォーマンスを提供します。 8×8チャンネルでは、リアルタイムでバッキングトラックやステレオリアンプサウンドを聴きながら、処理されたオーディオ、DI信号などの複数のトラックを録音できます。USBオーディオ音源は専用のブロックでグリッドに配置することも可能です。

 

オーディオグレードのシグナルパス

Fractal Audioは、常に全てのパーツが重要であるとの考えに基づき開発を行っています。エレキギターにおいてはボディ材・フレット・電子部品など全てが重要なのと同じように、Axe-Fx IIIにおいてもパフォーマンスと音質を最大限に発揮するように部品を選択し設計されています。

細心の注意を払って設計された多層回路基板は、電磁妨害を低くし干渉に対する耐性を高めるため金メッキを使用しています。この画期的なエンジニアリングにより、最も自然な音質、最も低いTHD(全高調波歪)とノイズの低減を実現しました。

 

 

業界最先端のアンプモデル、スピーカーシミュレーション、エフェクト

アンプモデリング

Axe-Fx IIIのパワーは、最先端のアンプ・モデリングに最適なプラットフォームとなります。 最新の “Ares” モデリングはFractal社が過去開発したものの中で最も表現力豊かで、音楽的で、ピッキングのニュアンスに対し極めてオリジナルアンプに近い反応をします。従来通りプリアンプとパワーアンプセクションも独立して細かくモデル化されています。

 

豊富なスピーカーキャビネット

Axe-Fx IIIには、Axe-Fx IIのすべてのIRをレガシーバンクに収め、2200を超えるインパルスレスポンス(IR)を使用できる独自のUltraRes™スピーカーシミュレーションが搭載されています。再設計されたキャビネットブロックには、一般的なCab-Lab™ソフトウェアをベースとした4チャンネルミキサーを備え、スピーカーキャビネットで実際のマイクと同じようにIRをミックスすることができます。ファクトリーバンクには、Fractal Audio、AustinBuddy、Celestion、ML Sound Lab、Ownhammer、Chris Broderick、John Petrucci、Chris Traynor&James Santiago、Valhallir、York Audio、Dr. Bonkers、といった現在の業界内で名高いメーカーとアーティストの作成したIRが収録されています。2,048のユーザーキャビネットにより、Cab-Pack(Axe-Fx IIと互換性のあるものを含む)やサードパーティ製のIRをロードすることができ、更に内蔵ツールを使用して独自のスピーカートーンをキャプチャーして保存することも可能です。トーン・マッチング・ブロックも改良され、アンプやレコーディングのトーンをクローン化することができます。

 

驚異的な進化を遂げたエフェクト

Axe-Fx IIIは、業界をリードする膨大な数のストンプボックスやスタジオエフェクトのサウンドを再現することができるマルチFXプロセッサです。エフェクトの数と種類は従来から拡大し、各プリセットには4つのドライブブロック(それぞれ4チャンネル)、4つのディレイブロック(それぞれ4チャンネル)などが含まれます。

アルゴリズムを刷新するだけでなく、ほとんどのエフェクトが処理能力の向上を利用してアップデートされました。Plexブロックはシマーエフェクト再現のため最大8本のディレイラインを備えています。リバーブアルゴリズムはより重厚でスムーズなものに改良されました。改良されたピッチディテクターを備えたPitchブロックは驚異的なトラッキングと忠実性で、ワーミー、ダブルトラッキング、ハーモニー、デチューンなどを提供します。新しいリアルタイムアナライザーブロックは、オーディオスペクトルを詳細に可視化します。ステレオルーパーはオーバーダブとアンドゥ機能を備え、フル解像度で5分以上の録音が可能です。

増加したエフェクトとパワーを最大限に活用するために、ルーティンググリッドが6行14列に拡張され、最大6つのエフェクトをパラレルで使用可能です。

 

 

 

プリセット、ブロック、シーン、そして新たに加わった ”チャンネル” で完璧な演奏を。

Axe-Fx IIIにはそれぞれがリグ全体に相当する、アンプだけのシンプルなものから大型のペダルボードやマルチアンプラックシステムと同じくらい複雑なものまで、512個のプリセットを格納しています。

各エフェクトブロックには最大4つのチャンネルがあり、各チャンネルにはそのブロックが持つ全てのパラメーターが含まれています。チャンネル切り替えは瞬間的且つシームレスで、シーン変更の際に手動でも(フットコントローラーなどで)自動でも行うことができます。

チャンネルは、プリセット変更と違い反応の遅れなどの副作用を伴わず、素早く簡単にパラメーターを切り替えることができます。チャンネルAを “Deluxe Verb”モデル、チャンネルBを “Plexi”、チャンネルCを “Recto”、チャンネルDを “FAS Modern”になるようにAmpブロックを設定すると、ボタンを押すだけでチャンネルを即座に変更できます。

各プリセット内の8つのシーンには、各ブロックのバイパス状態とチャンネルが保存されます。各シーンを異なるチャンネルの組み合わせになるようにプログラムし、ボタンを押すだけで複数のブロックのチャンネルを素早く変更できます。チャンネルと同様に、シーンをオートメーションアプリケーション用にMIDI経由で切り替えることもできます。

チャンネルとシーンを使用することで、1つのプリセットだけで1曲からライブ全曲まで使用することができます。

 

進化し続ける機能

Fractal Audioは無料アップデートの理念のもと業界で新しい先例を作りました。過去ほとんどの企業は製品寿命の間に主にバグの修正を目的とし1~2回のファームウェアアップデートを行うのみでした。しかしFractal Audioでは、デジタルオーディオプロセッサはメーカーの専門知識が増すにつれて成長するプラットフォームであると考えています。パーソナルコンピュータがパフォーマンスを改善し機能を追加するために頻繁なアップデートを受けるのと同様に、Fractal Audioでもファームウェアアップデートを着実にリリースし、製品機能を向上させています。

Axe-Fx IIシリーズでは約30回のファームウェアアップグレードを行いました。 Ax-Fx IIIでも同様のアップグレードを念頭に置いて設計されています。ユーザーフレンドリーなFractal-Botにより、ファームウェアのアップデートは極めて容易です。内蔵のバックアップファームウェアにより、更新中に停電などで電源が落ちてしまっても復旧することができます。

 

Axe-Edit III

Axe-Edit IIIは、操作画面を任意のサイズに変更できるようになったことに加え、拡大表示でも鮮明なハイビジョンで表示されるようになりました。Axe-Edit IIIにはAxe-Fx IIIのすべての最新機能のコントロールとドラッグ&ドロップテンプレートを使用して簡単にプリセットを作成できる「クイックビルド」モードが備えられています。 Axe-Manageはプリセットとユーザーキャビネットを制御し、シーンマネージャーはシーンの名前と設定を担います。

※Axe-Edit IIIは、Windows 7/8/10およびMac OS X 10.7以降に対応しています。


■販売価格:39万円(税別)

■お問い合わせ先:オカダインターナショナル
メーカーの製品紹介ページ

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