Golden Age Project / PREQ-73 PREMIER
- 2018/9/13
- 新製品ニュース
1073 プリアンプ を高い再現性で完成させたレプリカモデル
NEVEオリジナルのクラスA ディスクリート構成の 3-stage ゲインプリアンプを完璧に再現。BC184トランジスタをはじめ、カップリングにタンタル電解コンデンサ、フィルタリングやスタビライザー的な用途にはスチロールフィルムコンデンサ、また高精度金属皮膜抵抗器を採用し、オリジナルのプリアンプトーンと同時に精密な電気特性や長期的な安定性を確保しています。
CARNHILL社製 マイクインプット・トランス / ラインアウトプット・トランス を標準装備
マイク入力にはCARNHILL VTB9045M シールドカバー付きの品種。インピーダンセレクトスイッチにより1.2kΩとLOW-Z = 300Ω を切り替え可能。増幅度と音質が変化します、欲しいキャラクターを選択可能です。
ライン出力は同じくCARNHILL社製のVTB2514を採用、駆動回路は2N3055パワートランジスタを使ったクラスAディスクリート出力回路。デフォルトではビンテージトーンを意識し、ターミネーション抵抗が接続されており、豊かな倍音が加わるよう調整されています。内部ジャンパーを外すことでターミネーションを解除でき、倍音感を抑えたワイドレンジでなスピード感のある質感にも調整可能です。
ビンテージ・デザインの3バンドEQ
3バンド(LF / MF / HF)の3バンド構成。MFバンドはインダクターを使ったビンテージ・デザイン。周波数はLF / HFは2ポイント、MFは3ポイントと選択可能なポイントを絞りコンパクトに収めています。LF(55Hz/220Hz)、MF(350Hz(*内部ジャンパ設定で700Hzにも設定可能)/1.6kHz/3.2kHz)、HF(10kHz/16kHz)。
パッシブタイプのDIインプット
入力インピーダンス 100kΩのスタンダードなDI入力の構成で、マイクトランスを介しインジェクションされます。GAINスイッチはMICポジションでご使用いただけます。
ACアダプター採用の最適な電源回路デザイン
音質に有利なリニア電源方式でありながら、ノイズ源となる電源トランスをACアダプターという形で筐体の外側に置く事で、微小なマイクシグナルを扱うマイクプリアンプには最適な設計となっています。
FEATURES
– ビンテージ・スタイルに徹底的にこだわった回路設計とコンポーネント
– マイクモードでの最大ゲインは80dB。静かな音源やパッシブリボンマイクを処理するに十分な性能
– クラシックな23ポジションのゲイン/ラインスイッチ(5dBステップ)を採用
– 20〜80dB(マイク)、-10〜+ 20dB(ライン)のゲインレンジ
– LF(+/- 15dB)およびHF(+/- 20dB)のシェルビング・イコライザー。各帯域共に2つの選択可能な周波数を備える
– 3つの選択可能な周波数を持つインダクタベースの+/- 15 dBミッドレンジ・イコライザセクション(内部ジャンパ設定での周波数変更も可能)
– マイクモード、1200/300オームで切り替え可能なインピーダンス設定。ラインモードの入力インピーダンスは10kΩ
– ファンタム48V電源と位相反転スイッチ
– サウンドモジュールやエレクトリックギター&ベース用のハイインピーダンスの楽器(DI)入力
– シンプルで視覚性の良い4ステップのLED出力レベルメーター
– OUTPUTボリュームにより、細かなゲイン調整を行うことが可能。メインのゲイン段をオーバーロードさせ倍音豊かなサウンドメイクも可能
– MICとLINE入力端子にコンボタイプのXLR/RSジャックを採用、出力端子はXLRとTRSジャック個別に用意
– 選択可能な600オームの出力ターミネーション
– クラシックNEVEスタイルのノブとボタン
– UNITE PREMIERラックキットに2台までのユニットをラックマウント可能
– ピュアな信号と長期間の安定性を重視した内部配線
– 英国製のCarnhillマイク入力およびライン出力トランス
– PCBはライン入力用のトランスをCarnhill 9046Mに変更することも可能なデザイン
– 増幅回路にはポリスチレンコンデンサを採用
– 信号経路にはタンタルコンデンサを採用
– 強化されたプレミアムな電源回路
– 金メッキ接点を備えた頑強なトグルスイッチ
– オーディオ回路およびトランスとの相互作用を避けるための外部電源
– 長期間にわたってプロフェッショナルに使用できる堅牢なビルド品質