KORG / minilogue xd

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新世代のアナログ・シンセサイザーは、本物のアナログ・サウンドをリアルタイムで知らない新しい世代にこそ届けたい。そういった強い思いで開発されたminilogueは、アナログ・シンセサイザーを一気に身近な存在に変えました。

このminilogue xdは、本物のアナログ・サウンドだけが与えることができる感動、電子楽器を操ることの喜びを知った人々に、デジタル・マルチ・エンジン、エフェクト、強化したシーケンサーやマイクロ・チューニング機能を新たに加え、さらなる音作りの楽しさ、パフォーマンスの可能性を提供します。

4ボイス・ポリフォニックによるアナログ・シンセシス。本物のアナログ・サウンドが大きなインパクトを与えたminilogueのアナログ・シンセサイザー回路を、minilogue xdではさらにブラッシュアップしました。

構成は2VCO + MULTI ENGINE、1VCF、2EG、1VCA、1LFO。オシレーターの倍音を形成するウェーブ・シェイプや、シンク/リング・スイッチ、などシリーズ共通の特徴的な回路に加え、クロス・モジュレーションや効きの鋭い2ポール・ローパス・フィルター、サウンドに太さを加えるドライブ・スイッチを搭載。どのパラメーターもシリーズ製品をベースに細部までチューンナップを施しています。そのサウンドはアナログならではの暖かみを感じるパッドからファットなベース、抜けの良いリードまで、あらゆるバリエーションをカバーします。

もちろん自分で作ったプログラムは本体にセーブすることが可能。200のプリセットを始め、全部で500プログラムを保存することができます。

デジタル・マルチ・エンジン搭載。

2つのアナログVCOに加え、3つめのオシレーターとして搭載されたマルチ・エンジンは、デジタル・サウンドの魅力を提供します。ノイズ、VPM、ユーザー・スロットという3つの異なる音源タイプを搭載したこのエンジンは、アナログとは違うサウンドの特色を活かして、アナログ・エンジンと一緒に鳴動させることで、ハイブリッドな音作りの可能性を無限に拡げます。

ノイズ・ジェネレーター

パーカッシブな音色やSEサウンドに欠かせない4タイプのノイズ・ジェネレーター。デジタル・フィルターによる、ノイズ・カラーのダイレクトな変化を味わえます。

VPMオシレーター

2オペレーター構成のVPM(Variable Phase Modulation)/ FMオシレーター。複雑な倍音を含む金属的でシャープなサウンドは、アナログでは決して得られないもの。16タイプのオシレーターとSHAPEノブ・コントロールが、複雑な音作りを直感的に導きます。

ユーザー・オシレーター

自作やインターネット上のオシレーター・プログラムをロードできるユーザー・オシレーター。16スロットを備え、プリセットとしてモーフィング・ウェーブテーブル・オシレーターを1タイプ内蔵しています。

高品位なデジタル・エフェクト。

32bit float処理のハイクオリティなデジタル・エフェクトが、minilogue xdのサウンドをさらに磨き上げます。モジュレーション・エフェクト、リバーブ、ディレイの3系統を同時使用可能で、コーラスやアンサンブル、暖かみのあるテープ・ディレイ、多彩なリバーブなど、幅広いバリエーションから選ぶことができます。またユーザー・エフェクト・スロットには、自作のエフェクト・プログラムをロードすることが可能です。

無限の可能性を引き出すユーザー・カスタマイズ。

minilogue xdは、オープン環境によるカスタマイズの可能性を提供します。16個のユーザー・オシレーター・スロットと16個のユーザー・エフェクト・スロットを、カスタマイズのために本体に予め用意。専用のライブラリアン・ソフトウェアを経由して、SDK(Software Development Kit)で作られたオシレーターやエフェクト・プログラムを本体へロードすることが可能です。

拡張されたデジタル・オシレーターとアナログ・シンセシスの融合によって、どのようなサウンドを生み出すのか。オリジナル・プログラムの作成、コードのシェア、そしてユーザー・コミュニティ。まずはコルグが提供するサンプル・コードから試してみてください。

16個のボタンで操るポリフォニック・ステップ・シーケンサー。

16ステップのステップ・シーケンサーは、リアルタイムRECとステップRECに対応。16個のステップ・ボタンをダイレクトに選択できるため、ステップの音の差し替えやミュートなど素早いエディットや即興パフォーマンスが可能です。さらにノブの動きを4つまで記憶してサウンドに時間的な変化を与えるモーション・シーケンスは、連続的な値の変化だけでなく、ステップごとに断続的に値を記憶することが可能に。各ステップにそれぞれ異なる音作りをして配置できるため、例えば一つのプログラムからドラム・パターンやSEを作るなど、アイデア次第で使い方も拡がります。


■お問い合わせ先:KORG
メーカーの製品紹介ページ


 

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