MXR/M299:Carbon Copy Miniレビュー

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アナログ・ディレイの定番がコンパクトになった!

音作りに欠かせないエフェクト、ディレイ。その中でもウォームで温かみのあるサウンドで、あらゆる世代のギタリストに愛されている、アナログ・ディレイの定番になっているのがMXRのCarbon Copyというモデルです。定番モデルとして、その魅力は多くの方が知るところだと思いますが、そのサウンドをそのままに、コンパクトなボディーに詰め込んだ「M299:Carbon Copy Mini」が登場しました。早速、見ていきましょう。

M299はBBD(バケツリレー)方式という昔ながらの方式でディレイ音を生み出すエフェクターで、パラメーターはとてもシンプル。基本のサウンド・メイクは音が繰り返される間隔を調整する「DELAY」、繰り返される回数を設定する「REGEN」、そして、原音とエフェクト音の音量バランスを調整する「MIX」の3つだけで行うことができます。

かかり具合も抜群ですし、つまみを回すとイメージ通りのサウンド変化をしてくれるので、音作りはとても簡単です。

モジュレーションにより、多彩なサウンド作りに対応

弾きながらつまみを回すだけで、イメージ通りのディレイ・サウンドを作ることができます。また、サウンド自体はアナログ・ディレイ独特の存在感溢れるサウンド。とにかく弾いていて気持ちが良いです。

M299の魅力はそれだけではありません。本体の側面の「BRIGHT」スイッチをONにすることで、ディレイ音の高音域が強調されて、現代風のクリアなサウンドを作ることができます。さらに、「MOD」スイッチを使えば、ディレイ音のピッチにわずかに揺れを与えることで、厚みのある音を作ることができます。本体内部のトリム・コントロールを使えば、モジュレーションのスピードと揺れ幅を調整することも可能。かなり多彩な音作りが可能です。

本体側面のBRIGHTスイッチをONにすることで、ディレイ音の高域が強調され、現代的でクリアなディレイ・トーンを作ることもできます。

内部のトリム・コントロールで、モジュレーションのスピードとレイト(振れ幅)を調整することができます。


■販売価格:2万6,000円(税別)

■お問い合わせ先:モリダイラ楽器
メーカーの製品紹介ページ


 

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