• このエントリーをはてなブックマークに追加
  • follow us in feedly

膨大なサウンド・コレクション

2010年と歴史こそ浅いものの、そのハイ・クオリティーなサウンドで絶大な支持を集めているのが、OVERLOUDの「TH3」です。前バージョンから真空管アンプの心地良さに定評がありましたが、最新バージョンではサウンドにさらに磨きがかけられています。

搭載モデル数も魅力の1つで、ギター・アンプを69モデルとベース・アンプを3モデル収録。中でもRandallやBrunetti、THD、DV Markは本家メーカーの公認を受けたオーソライズド・モデルです。キャビネットもギター用が35モデル、ベース用も2モデルで、自由に組み合わせて使うことができます。

そして、ペダル/ラック・エフェクトは75モデルで、18のマイク・モデルを加えると、収録ギア数の合計は202にも及びます。これは、単一のソフトウェアとしてはトップクラスの収録数。当然、作れる音色の幅もケタ違いです。

抜群のフレキシビリティー

TH3の大きな魅力が、自由度の高さです。例えば、シグナル・チェインは一切の制限がなく、スタジオの床を模したグラフィック内に機材を配置。各モデルはドラッグ&ドロップで簡単に入れ替えが行えるので、アンプの後ろにコンパクト・エフェクターを置いたり、途中でシグナルを分割したり…と様々なアイデアを自由に試すことができます。

また、画面のズームも変えられるので、ズームアウトしてシグナル・フロー全体を俯瞰で確認したり、そのまま1クリックでアンプの画面にズームし、パラメーターを調整する…という風に非常にシンプルで、感覚的に操作できるのも魅力です。

自由度の高さはキャビネットにもあります。1つのキャビネットに4本のマイクを使用可能で、キャビネット前での縦横の高さ調整はもちろん、キャビネットの後ろに立てることもできます。当然、ルーム・マイクを立てることもでき、そのルーム・タイプも6つの空間から選択可能など、アンプ・シミュレーターの常識に囚われないサウンド・メイクが行える製品です。


【動作環境】

Mac ●CPU:Intel Core i3 1.4GHz以上●RAM:4GB以上●OS:Mac OS X 10.6以降●対応プラグイン・フォーマット:Audio Units、VST、AAX、スタンドアローン

Windows ●CPU:Intel Core i3 1.4GHz以上●RAM:4GB以上●OS:Windows 7以降●対応プラグイン・フォーマット:VST、AAX、スタンドアローン

■販売価格

オープン(実勢価格:2万9,700円前後)

■お問い合わせ先

宮地商会 M.I.D.

メーカーの製品紹介ページ

関連記事

ページ上部へ戻る