待望のセミ・ウェイテッド鍵盤モデルが追加され、さらに進化したワークステーション
ガッツリ弾ける76鍵
ローランドを代表する歴代のサウンドが網羅された人気音源モジュール、INTEGRA-7直系のサウンドを備えたワークステーションとして人気のシンセが「FA-07」です。FAシリーズは61鍵のシンセ鍵盤を採用したFA-06、88鍵ピアノ鍵盤のFA-08に続いて追加された、76鍵のセミ・ウェイテッド鍵盤を採用したモデル。
キーボーディストなら、これだけでグッと来ると思いますが、ライブでガンガン弾くなら、61鍵だとちょっと不足…そんなニーズに応えてくれるモデルです。鍵盤自体もFA-06とはまったく異なり、コトッという確かな演奏感を味わえたりと、本物志向のキーボーディストに向けたモデルになっています。打ち込み用のキーボードとして使う時にも、やはり76鍵あると圧倒的に楽ですね。
DAWとは違った面白さ
制作の主体は今や完全にパソコン・ベース。ワークステーションのシーケンサーを使うことはないのでは…。FAのシーケンサーは、そんな人にこそ触っていただきたいもの。確かに細かい作り込みはDAWの方が便利ですが、思いついたフレーズをパッと形にしたり、モチーフに仕上げていくにはFAのシーケンサーの方が速いでしょう。音を止めることなくノンストップで打ち込みができる仕様になっており、サウンド・オン・サウンドのような感覚でフレーズを重ねられるのでとにかく楽しいのです。
また、システム・バージョンアップ(FAシリーズ全ラインナップ対応)で新機能も追加されています。中でもユニークかつ実用的なのは、複数の音色を音切れなく切り替えながら演奏できる「サウンド・リメイン」という機能。パッドを使って複数パートを切り替えられるキーボード・スイッチ・グループ機能と併用することで、ライブ演奏時の音色切り替えの効率が確実に向上します。
ライブと制作のどちらでも活躍してくれる、現代ならではのワークステーション・シンセです。
■販売価格
オープン(実勢価格:15万5,000円/税抜)
■お問い合わせ先
ローランド
メーカーの製品紹介ページ