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ファットなラット・サウンドは絶品。ファミリー最新モデルが日本上陸

RATファミリー最新モデル

ProCoのRATシリーズといえば、独特のジャリッとしたサウンドで、長年に渡って愛用され続けている定番クラシック・ディストーション。そんなRATファミリーの最新モデルが「FAT RAT」です。その名の通り、RATのファット・サウンド・バージョンなのですが、このサウンドはとにかく絶品です。

現在、RATシリーズのスタンダードになっているRAT2が登場したのが1988年。本ペダルは、それ以前の1985年当時のビンテージRATのサウンドを再現した「85 Whiteface Reissue RAT」をベースに開発されたモデル。いわゆるビンテージRATサウンドが基本となっています。

コントロールはRAT2同様、歪みの深さを変えるDISTORTION、ハイ・カットのFILTER、VOLUMEというお馴染みの3コントロールに加え、STOCK / FAT、MOSFET / STOCKという2つのスイッチが追加されました。このスイッチがFAT RATのポイントです。

クラシックで新しいサウンド

まずFATスイッチをONにすると、低域が一気にブースト/高域がカットされて文字通りファットなサウンドに。ギラツキが抑えられ、重心も落ちます。また、ダウン・チューニングのギターにもマッチします。

もう1つのスイッチは、クリッピングの種類をシリコンと、MOSFET/ゲルマニウムの2タイプから選択できます。従来のRATサウンドが欲しい場合はSTOCK。それに対して、ナチュラルでピッキング・ニュアンスを重視したプレイにはMOSFETが向いているでしょう。

これまでのサウンド・キャラクターを継承しつつも、”使える”音の範囲が拡大。RATの新しい可能性を感じさせてくれるペダルです。


■販売価格

オープン(実勢価格:2万8,000円前後/税抜)

■お問い合わせ先

モリダイラ楽器
メーカーの製品紹介ページ

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