ProCo / FAT RAT
- 2017/11/22
- 製品レビュー
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ファットなラット・サウンドは絶品。ファミリー最新モデルが日本上陸
RATファミリー最新モデル
ProCoのRATシリーズといえば、独特のジャリッとしたサウンドで、長年に渡って愛用され続けている定番クラシック・ディストーション。そんなRATファミリーの最新モデルが「FAT RAT」です。その名の通り、RATのファット・サウンド・バージョンなのですが、このサウンドはとにかく絶品です。
現在、RATシリーズのスタンダードになっているRAT2が登場したのが1988年。本ペダルは、それ以前の1985年当時のビンテージRATのサウンドを再現した「85 Whiteface Reissue RAT」をベースに開発されたモデル。いわゆるビンテージRATサウンドが基本となっています。
コントロールはRAT2同様、歪みの深さを変えるDISTORTION、ハイ・カットのFILTER、VOLUMEというお馴染みの3コントロールに加え、STOCK / FAT、MOSFET / STOCKという2つのスイッチが追加されました。このスイッチがFAT RATのポイントです。
クラシックで新しいサウンド
まずFATスイッチをONにすると、低域が一気にブースト/高域がカットされて文字通りファットなサウンドに。ギラツキが抑えられ、重心も落ちます。また、ダウン・チューニングのギターにもマッチします。
もう1つのスイッチは、クリッピングの種類をシリコンと、MOSFET/ゲルマニウムの2タイプから選択できます。従来のRATサウンドが欲しい場合はSTOCK。それに対して、ナチュラルでピッキング・ニュアンスを重視したプレイにはMOSFETが向いているでしょう。
これまでのサウンド・キャラクターを継承しつつも、”使える”音の範囲が拡大。RATの新しい可能性を感じさせてくれるペダルです。
■販売価格
オープン(実勢価格:2万8,000円前後/税抜)
■お問い合わせ先
モリダイラ楽器
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