HOTONE / XTOMP mini
- 2017/9/6
- 製品レビュー
- HOTONE, マルチ・エフェクター, 製品レビュー
170を超えるエフェクトを着せ替え可能な、最新デジタル・ペダル
使いたいエフェクトを着せ替える
欲しいエフェクトをすべて揃えていたら、お財布も足元も大変なことになってしまいますよね。使いたいときに、使いたいエフェクターを入れ替えて使える。そんなカメレオンのようなペダルがHOTONEの「XTOMP mini」です。
小さくても本格派。そんな言葉がピッタリのHOTONE。実はデジタルのエミュレーション技術の高さに定評のあるブランドでもあります。そのデジタル・エフェクトをスマートフォン経由でペダルに転送、自由に入れ替えて使える製品として大きな話題を浴びたXTOMPの基本機能を、コンパクト・サイズに収めたのがXTOMP miniです。
XTOMP miniは、スマートフォン上のXTOMP freeというアプリからBluetoothでエフェクトを転送して使用します。Bluetoothというと、ペアリングが面倒かな…と思っていたのですが、実際にはすべて自動で行われるため、ユーザーはスマートフォンのBluetoothをONにしてアプリを起動し、使いたいエフェクトを選んでタップするだけ。手動で設定するような操作は一切不要で、転送にかかる時間はわずか数秒。とても簡単です。
あらゆるエフェクトを網羅
実際にどんなエフェクトが使えるのか…ですが、使用可能なエフェクト数は現段階で170オーバー。各エフェクトはカテゴリごとに分類されているのですが、歪みやモジュレーション、空間といった定番エフェクトから、アンプ・モデリングやキャビネット・シミュレーターまで搭載。アプリ上には実機を彷彿とさせる画面が表示され、音もかなりリアル。時間を忘れて遊んでしまいました。モデルはすべて無料で使え、毎月のように追加されているとのことです。
パラメーターは本体の6つのパラメーターに自動アサインされるので、操作感はコンパクト・ペダルとまったく同じ。パラメーターがアサインされたノブは、LEDが点灯します。
どんなエフェクターにも「変身」できるXTOMP mini。ペダル・ボードに無限の可能性を与えてくれる魅力的なアイテムです。
■販売価格
オープン(実勢価格:1万6,500円/税抜)
■お問い合わせ先
オールアクセス
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