21世紀に入ってクラシックのレコーディングは、アーティストの素晴らしいパフォーマンスと傑出したサウンド・クォリティが一体となり、かつて実現し得なかった音楽体験を提供できるようになりました。
現代の第一線の演奏家と、「トーンマイスター」と呼ばれるクラシック音楽の訓練を受けたサウンド・エンジニアとがタッグを組むことで、音楽的、技術的なディテールまでが聴き取れる理想的な再生が実現します。
超一流の演奏家とエンジニアのクラフトマンシップ、そして最先端の技術が出会うことにより、室内楽からシンフォニーまで、ステレオからサラウンドまで、スタジオからステージまで ─ その録音作品はクラシック・レコーディングの歴史の頂点を極めます。
この21世紀初頭に制作されたクラシック音楽の録音作品を聴くとき、人々は、時を経てもなお色褪せない名作を聴いているのかも知れません。そして、それはSEQUOIAで制作された数え切れない作品のひとつを聴いているのかも知れません。 本物を極めたハイレゾリューション・デジタル・オーディオ・ワークステーション ─ Made in Germany.
SEQUOIA 14は、Avid® Pro Tools | S6 コントローラーの機能に完全対応しました。連携機能が強化され、より細部にまで最適化が行われています。
SEQUOIAはイーサネット・ベースの高速通信技術「EUCON」を介してS6コントローラーと通信します。Avid®社のEUCON対応iOSアプリによるコントロールも可能です。
新機能:
- チャンネル・ストリップの入力モニタリングのオン/オフを、チャンネル・ディスプレイの入力キーで切り替え
- パン・ポット横の入力キーによる、ダイレクト・オーディオの位相反転
- Aux:プリ/ポスト/ダイレクト・アウトを、セレクト・キー/Auxポットで選択可能
- Aux:パン・ポットのクリックによる、バイパス回路のオン/オフ
- チャンネル・ストリップのレベル・ディスプレイがステレオ表示に対応
SPECTRALAYERS PRO 4フル・バージョン
(399ドル相当)
SPECTRALAYERS PRO 4は、オーディオ・ツール史上最も革命的なスペクトラル編集プラットフォームです。革新的なレイヤー・コンセプトにより、オーディオ・ファイルのレストレーションや周波数スペクトル編集を、2次元または3次元のアプローチで処理することができます。
このコンセプトを支える技術とワークフローは、映像/画像編集にインスパイアされました。オーディオ・レストレーション、ポストプロダクション、サウンド・デザイン、ミキシングなどに最適なツールです。SpectraLayers Proは理想的なスペクトラル・クリーニング・ツールとしてSEQUOIAに統合され、複雑な処理を実行します。
外部エディターを統合し、ワークフローがシンプルに
SEQUOIAから外部エディターを起動し、オーディオ・ファイルを直接編集できます。SEQUOIA内のオーディオ・オブジェクトは、SpectraLayers Proへシームレスに転送され、編集後再びSEQUOIAにインポートされます。
ARAインターフェイス
ARAインターフェイスにより、同期を前提とする外部プラグインとの密な連携が可能になります。SEQUOIAとプラグインがシームレスに動作し、データを常に共有し合うのです。SEQUOIA 14に統合されるCelemony Melodyneには、このARAテクノロジーが活用されています
CELEMONY MELODYNE ESSENTIAL
(99ドル相当)
SEQUOIA 14には、テクニカル・グラミー賞などの受賞歴を誇るプロフェッショナル・プラグイン、Melodyne Essentialが付属します。真の革新的コンセプトによるレコーディングを体験してください。Melodyne Essentialは、ピッチ/タイミング補正を行うMelodyneソフトウェアの基本機能を搭載し、ARAを介してSEQUOIAに統合されています。
オーディオーMIDI変換
音楽制作のための優れたツールMelodyneを使用することで、録音したオーディオ・データを簡単にMIDIデータに変換可能です。これにより、アレンジに必要な楽器を簡単に追加することができます。スタジオ・ミュージシャンを慌てて探す必要はありません。
テンポ・オートメーションによるオーディオ録音
SEQUOIA 14は録音時の演奏の速さを自動的に検出します。SEQUOIA 14はオーディオ・テイクから演奏の速度を解析し、新たなテンポとして登録する機能を搭載しました。テンポが変化するプロジェクトで活用できます。
作業時間を大幅に短縮してくれる便利な機能です。特にライブ・レコーディングで真価を発揮するでしょう。
ミキサー・デザイン
SEQUOIA 14は、アルゴリズムを搭載する新デザインのミキサー・スキンを備えます。画面サイズや録音設定に応じて、チャンネル・ストリップの幅や明度が変更されます。用途に応じて様々なスキンを用いることができ、スタジオ外での多様なプロジェクトにも柔軟に対応します。
「zplane élastique V3」タイムストレッチ・アルゴリズム
SEQUOIA 14は、オーディオ・プロセッシングおよび音楽解析のリーディング・デベロッパー、「zplane」社によるタイムストレッチ/ピッチシフト用アルゴリズムを新たに搭載しました。
内蔵されるアルゴリズム: élastique Pro V3、 élastique Efficient V3
効率的なマルチ・プロジェクト管理を可能にするドック機能
ドック機能が強化され、作業環境を自由にカスタマイズでき、ディスプレイを有効に活用できます。
ドック機能は、新しいプロジェクト管理ワークフローも提供します。新搭載のプロジェクト・タブやマルチ・プロジェクト切り替え機能により、プロジェクト管理がさらにシンプルになりました。
ウォッチ・フォルダーによるバッチ処理
L&Rファイルにも対応するXMLファイルによるウォッチ・フォルダーのバッチ処理は、作業時間を大幅に短縮してくれる機能です。また、時間の短いファイルを優先的に処理する機能も搭載します。「KeepFileExtension」ジョブにより、ファイル拡張子が保持されます(ファイル変換時)。また、watchfolder.iniによる新たなエラー・コードにも対応します。
さらなるビデオ・フォーマット/コーデックへの対応
SEQUOIA 14はポスト・プロダクションの第一線で使用される編集ソリューションです。最新のビデオ・フォーマットとコーデックにも対応します。
クリップストア・フォルダー
クリップストアは、すべてのフォルダーにアクセスでき、あらゆるファイルを完璧に管理する優れたクリップボードです。プロジェクトで良く使うオーディオ・ファイルだけを分類することも可能です。例えばジングルやサウンド・エフェクトをより効率的に扱えるようになります。
安全に録音を停止
録音停止時の動作をあらかじめ設定することができます。これにより、レコーディングやライブ中継の不意な中断を防ぐことができます。
サラウンド・マスターを通さずにマルチチャンネル・データをエクスポート
用途に応じてインターリーブWAVファイルを柔軟に作成可能です。各トラックでオーディオ・ライン出力を選択し、出力ファイルのチャンネルにアサインすることができます。異なるバージョンや言語トラックを一つのファイル内に書き込むことも可能です。
新たなユーザー・インターフェイス
付属のBirdline Platinum Pack V.6.0には、膨大な数のインターフェイス・デザインが含まれます。ミキサー、トラック・エディター、VIP、カラー・プロファイル、MIDIエディターなどのスキンを、様々なデザインの中から選択可能です。