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CASIO / CT-X5000 レビュー

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リアリティーを追求したAiX音源

電子ピアノやキーボードなどの電子楽器をラインアップするCASIO。その中でハイグレード・キーボードとして位置づけられているのが「CT-X5000」です。CASIOならではの技術や工夫で、楽器の楽しさが凝縮されたモデル。その魅力に迫ってみましょう。

CT-X5000の一番の魅力は、サウンド・クオリティーです。キーボードの心臓部には、高性能LSIを使ったAiX音源が採用されており、定番の音色からシンセ・サウンドまで、使い勝手の良い豊富な音色が800種類もプリセットされています。

中でもAiX音源の実力を感じられるのが、ピアノやストリングスといったアコースティック楽器です。例えば、ピアノは低域弦のパワフルさと高域弦での煌びやかさ、そして、タッチによるダイナミックな音色変化が再現されています。リッチな広がりが気持ちの良いストリングス音色からWoodwind系まで、ハイグレード・モデルならではのクオリティーが魅力です。

また、強力なプロセッサーの恩恵としてDSPエフェクトが強化された点も見逃せません。リバーブやディレイ、コーラスといったお馴染みのエフェクトがハイクオリティーで収録されています。さらに、CT-X5000には簡単に伴奏を付けながら演奏を楽しめる機能があり、演奏するメインの音だけでなく、伴奏で使われる音源にもDSPエフェクトを使用できるため、より良い音で演奏を楽しむことができます。

練習が楽しくなる伴奏機能

伴奏機能もCT-X5000の魅力の1つです。あらかじめスタンダードな8/16ビートから、現代的なエレクトロまで235種類の伴奏パターンが収録されており、低音部の鍵盤でコードを指定するだけで自動的に伴奏がスタート。1人でもアンサンブル演奏を楽しむことができます。

伴奏パターンを収録。コードを指定しながらのリアルタイムな演奏が可能です

パターンはイントロやエンディングといったバリエーションが用意されているので、練習だけでなく、曲作りのアイデアを膨らませる時にも便利です。ちなみに、伴奏パターンはオリジナルのものを作ることもできます。最大8パートまで使えて、内蔵パターンを組み合わせたり、ゼロから自分で打ち込むこともできるので、ぜひ活用してみてください。もちろんレイヤーやスプリットも可能なほか、音色やパターンの組み合わせをレジストレーションとして登録しておけば、ボタン1つで瞬時に呼び出すことができます。

音色やリズムなどの設定はレジストレーションとして128個まで登録できます

大出力のスピーカーを搭載

スピーカーを搭載しているのもCT-X5000の魅力です。このスピーカーは15W+15Wという大出力アンプを搭載しており、かなりの音量を出力することができます。

練習の時など、わざわざPAやヘッドフォンをつながなくても、本体だけで音が出せるのは大きな利点と言えます。しかも、低域までしっかりと再生してくれるので、臨場感もバッチリ。もちろんライン出力もできるので、PAにつないで使用してもOK。PAを使う場合も、本体のスピーカーを自分の演奏モニターとして使えるので、とても便利です。

音が良くて、操作がシンプル、練習や曲作りが楽しめて、スピーカーも搭載と、キーボーディストに必要な機能がすべて手に入るのがCT-X5000です。これからキーボードを始める人にも、練習やライブで便利なモデルを探している人にもオススメです。

15W+15Wの大出力アンプを搭載。臨場感溢れるサウンドを楽しめます


■主な仕様

  • 鍵盤:61鍵
  • 最大同時発音数:64音(一部音色では最大32音)
  • 音色機能:プリセット音色:800音色、ユーザー音色:100音色
  • システム・エフェクト:リバーブ:32種、コーラス:16種、ディレイ:20種、DSP:100種
  • 自動伴奏機能:プリセットリズム:235種類、ユーザーリズム:100種類、ワンタッチプリセット:235種類
  • 電源:ACアダプター
  • サイズ:948(W) x 384(D) x 116(H)
  • 重量:約7.0kg

■販売価格:5万5,000円前後(税別)

■お問い合わせ先:CASIO
メーカーの製品紹介ページ


 

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