Rupert Neve Design / 545 – 500 Series Primary Source Enhancer
- 2018/7/11
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- Rupert Neve Design
世界で最も自然なフィードバック・リダクションを実現し、メインとなるソースに焦点を合わせることができる 545 は、ライブサウンドをより良くするための真にユニークなツールです。
数多のツアー、アリーナ、教会、そして放送現場等で高く評価される Portico 5045 の回路をベースとする 545 は、ボーカルや楽器に最適な500シリーズモジュール対応のモノラルデバイスです。ソースの音質に悪影響を与えることなくフィードバックを抑えながら、ライブマイクの信号レベルを事実上最大20dB稼ぐことができます。シンプルなレイアウトによって操作も簡単に行えるこの 545 は、フィードバックや残響が問題となる場面で非常に有用なツールとなるでしょう。
すべてがアナログ設計
545 は従来の「ノイズゲート」といくつかの特徴を共有してはいますが、動作原理は異なります。共通する側面のひとつは入力信号がない時にゲインを低減させるというところです。具体的には、ユーザーが設定した任意のしきい値(スレッショルド)を信号レベルが下回った後にアッテネートが始まります – 545がマイクへの歌声や話声を感知すれば信号が通り、入力がなくなったと感知した場合には適切にゲインを下げ、フィードバックに繋がる要素を抑えてくれるのです。
ここで、545 がフィルタリングやデジタルプロセッシングを利用してそのような大きな恩恵に達しているのではないという点を覚えておいて下さい。Rupert Neve Designs によるカスタム入出力トランスの周囲に構築されたオールアナログ回路は、素材の完全性を損なうことなく、優れたコントロールと音響特性を提供します。他に類を見ない 545 の直感的かつ自然なサウンドが、フィードバック・リダクションのための極めて有効なソリューションのひとつとなるでしょう。
シンプルで直感的な操作
545 の魅力はその使いやすさにもあります。コントロールは最小限のノブやスイッチにまとめられており、たとえ経験豊富なエンジニアがいない状況であっても操作に不安を覚えることはありません。パフォーマンスの最中でも瞬時に調整を行うことが可能です。