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Yellow Matter Entertainment / Steven Slate Drums4 Platinum

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100以上のキットを収録

DAWやレコーディングに興味を持っている人ならば、スティーヴン・スレートの名前を聞いたことがあるはずです。最近では往年の名機とされるアウトボードをシミュレートし、ラック・モジュール化したVMRや、デジタル・テクノロジーでビンテージ・マイクのサウンドをシミュレートするVMS Virtual Microphone Systemなど、大きな話題を集めるプラグイン・ブランド、Slate Digitalの創設者です。

L.A.のカリスマ・ドラム・サウンド・クリエイターとしての顔を持つスティーヴン・スレートが手がけるドラム音源がYellow Matter Entertainmentの Steven Slate Drums4 Platinum(以下SSD4)です。

ドラムの音色は、曲全体の雰囲気や時代感まで影響を与える重要な要素ですが、SSD4にはスティーブン・スレート選定の100種類にも及ぶドラム・キットを収録。12種類のデラックス・キットはロック系を中心にファンクやジャズまで網羅。さらにSSD ClassicとしてSteely Dan、Metallica、Dream Theater、Led Zeppelin、Greenday、Nirvana、Pantera…などなど著名ロック・バンドのシグネチャー・キットまでも収録されているのも大きな特徴です。

それっぽいファイル名が付けられており、どれも思わずにやっとしてしまう完成度。まさにCDで聴いているアノ音そのもの。純粋に使い勝手の良いサウンドなので、これらのバンドのファンならずとも、ロック系楽曲のドラムとして圧倒的に使いやすいと思います。数は少ないですが、ダンス・ミュージック系のエレクトロ・キットも収録されています。

レイヤーも自由自在

ドラム・セットとしてのプリセットの他、当然キット単位の差し替えも可能。専用に開発されたSSDプレイヤーは、ドラムリプレイサー・プラグインの定番であるSlate Digital Triggerの開発チームによって作られているとのこと。各キットのチューニングやエンベロープの調整など、簡単にエディットできます。キットの差し替え時は、読み込み前にサウンド試聴が行えるオーディオション機能を使うことで、さくさくとキットを組むことができるでしょう。

SSD4がユニークなのがレイヤーを自由に組めること。2つのスネアを重ねる…といった音作りは他のドラム音源でもできますが、SSD4の場合は20個のレイヤー・ボックスが自由に利用可能。いくつものサンプルを重ねて複雑なサウンドを作ることができます。

また、驚くべきことにView Sampleページでは自前のサンプルのインポートにも対応。取り込んだサンプルのマッピングを変更すれば、付属ライブラリにレイヤーすることもできるので、従来のドラム音源の常識に囚われない、自由度の高い音作りが行えます。

ミキサー画面では、各キットのボリュームとパン、かぶりの量を調整するだけ。エフェクターなどは収録されていないので、必要な場合はDAWソフト上にパラアウトして設定する必要があります。とはいえ、最初から作り込まれたサウンドが収録されているので、エフェクトの必要性をあまり感じないというのも事実です。

セクションごとに収録されたパターン

Grooveページでは、MIDIパターン・ファイルが利用できます。すべて自然な演奏フィールが付けられており、そのままDAWソフトにドラッグ&ドロップするだけでリアルなドラム・トラックが作れるようになっています。パターン自体の完成度もさることながら、パターンがIntro、Chorus、Verse…といった曲のセクションごとに制作され、それぞれのバリエーションとして収録されているのがポイント。同じカテゴリーのパターンを組み合わせることで、リズムの一貫性を保つことができます。

ここには、自分で作成したMIDIパターンを取り込むことができるので、よく使うパターンやフィルを取り込んでライブラリ化しておくのもオススメです。

カスタマイズの必要性を感じないほどに作り込まれた、まさにMIX READYなドラム音源。ロック好きなら重宝すること間違いありません。

動作環境

●対応OS:Mac OS X 10.6〜、Windows 7〜●CPU:2.2GHz Intel Dual Core、AMD以上(Core i5/i7以上を推奨)●RAM空き容量:4GB以上●ディスク容量:約10GB以上●プラグイン・フォーマット:AU、VST、AAX、RTAS

お問い合わせ先

宮地商会M.I.D.
http://www.miyaji.co.jp/MID/

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