Sample Modeling / The Violin
- 2017/8/2
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リアル、ハイクオリティー、軽い。3拍子揃ったソロ・バイオリン音源
サンプル+物理モデリング
サンプリングとモデリング技術を組み合わせることで、楽器としての振る舞いや表現力を追求しているのがSample Modeling社です。その最新の製品であり、待望のソロ・バイオリン音源「The Violin」が登場です。
バイオリンが好きな人ならば、1音鳴らすだけでThe Violinのサウンドに魅了されることでしょう。決してオーバーな表現ではなく、既存のサンプリング・ベースの音源とはすべてが違います。特に弓の動きや入力ベロシティーによるサウンド変化。エクスプレッション(CC.11)情報で弓のスピードや弦に押しつける強さをコントロールできるのですが、単なる音量の変化ではなく、音色自体が変化するようになっておりダイナミクスのある表現ができます。
またベロシティーと鍵盤を弾く長さも反映可能。特に強いベロシティーで短く弾いた時の生々しいアタック感は、サンプル音源との決定的な違いを感じます。そしてスラーで弾けば、スラーやポルタメント奏法も再現可能。ベロシティーによってポルタメントの速度もリニアにコントロールすることができます。
面倒な打ち込みは不要
ちなみに、元となるサウンド・モデルは12タイプ。それぞれ響きが微妙に異なっており、例えば、セカンド・バイオリンを重ねる場合にもモデルを変えるだけで自然に溶け合ってくれるのも使いやすい点でしょう。通常の弓弾き、ピチカート、トレモロ、弓の背で弦を叩くコル・レーニョや弱音器はキースイッチで切り替えができるようになっています。
サンプル音源では、サステイン、スタッカート、スピッカート…といったアーティキュレーションごとに、サンプルを切り替えて使う必要がありますが、The Violinの場合は弾き方によって自動的に切り替えてくれるので、面倒なプログラミングは不要。ある程度キーボードが弾ける人であれば、リアルタイムにコントロールできる範囲のパラメーターを与えるだけで、十分リアルなバイオリン・パートを打ち込めます。
その他にも左手のポジションや弓を置く位置、さらにはボディーの共鳴まで、モデリングならではの細かいエディットも自由自在。ソロ楽器として使うだけでなく、アンサンブル系のストリングスに混ぜて使えばポップスやロックにもバッチリです。
■販売価格
2万304円(税込)
■お問い合わせ先
メディア・インテグレーション
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