Positive Grid / BIAS FX Professional
- 2017/10/7
- 製品レビュー
- Positive Grid, Vol.186, マルチ・エフェクター, 製品レビュー
今、注目のソフトウェア
ここ数年で、一番大きく進化したモバイル・ギター・アプリケーション。そんなアプリの1つとして登場し、瞬く間に定番のソフトウェアとしての地位を確立したのがPositive Gridです。そんな中、「BIAS FX Professional」は極めてアナログライクなサウンドを楽しめる、アンプ&エフェクト・プラグインです。
BIAS FXには「Desktop」と「Professional」という2つのグレードとiPad版が用意されており、フラッグシップ・モデルにあたるProfessionalには32種類のアンプ・モデルと52種類のエフェクト、さらに10種類のスタジオ・ラック・プロセッサーが収録されています。
どれも真空管アンプならではのフィールとサウンドを楽しむことができますが、それだけではありません。BIAS FX Professionalは2つのシグナル・パスに、それぞれ異なるアンプを配置する「デュアルAMP」に対応しており、一般的な製品のようにただ2台のアンプを鳴らし分けるだけでなく、実際のアンプを鳴らす時と同様にお互いのアンプが共鳴、共振する挙動までを再現する、という一歩進んだサウンド・エンジンを搭載しているのです。
クラウドで世界中のギタリストとつながる
別売のギター・アンプを構成するパーツまでカスタマイズが可能な「BIAS Amp」と組み合わせることで、真空管やパワーアンプをカスタマイズしたアンプやエフェクトを用いて、完全にオリジナルのサウンドを作り出すことができるのも、BIASならではの楽しみ方と言えるでしょう。
アプリから直接アクセスできる音色コミュニティー「ToneCloud」には世界中のユーザーや著名なギタリストが作ったサウンドがアップロードされており、1クリックでパッチを試奏可能。気に入れば、そのままダウンロードして自分のライブラリーに追加できる、という画期的なユーザー環境を構築できます。
【動作環境】
■Mac ●RAM:4GB以上(8GB以上を推奨)●ディスク:700MB以上●OS:Mac OS X 10.9以降●対応プラグイン・フォーマット:Audio Units、VST、RTAS、AAX Native、スタンドアロン
■Windows ●CPU:1.5GHz(デュアル)以上、2.0GHz(デュアル・コア)以上推奨●RAM:4GB以上(8GB以上を推奨)●ディスク:250MB以上●OS:Windows 7以降●対応プラグイン・フォーマット:VST、RTAS、AAX Native、スタンドアロン
■販売価格
2万7,800円
■お問い合わせ先
メディア・インテグレーション