手頃な価格と高い性能、デザインにも優れたプライベート・スタジオ用吸音パネルの決定版

高性能、手軽、かっこ良い

商業スタジオでは必ずと言って良いほど壁に貼り付けられている吸音パネル。気になっている人も多いと思いますが、性能の高いパネルは高価なものが多く「試したいけどコストが…」と躊躇してしまうことも多かったのではないでしょうか。そんな方に朗報です。スピーカーの下に置くだけで共振をカットできるリコイル・スタビライザーやスタンド・アイソレーターでお馴染みのPRIMACOUSTIC。同社の吸音パネル・セット「London Room Kit」は、プライベート・スタジオやホーム・シアター向けにデザインされており、高い性能を誇りながら導入しやすい価格を実現。ビジュアルもかっこ良い! という3拍子揃った製品です。その実力に迫ってみましょう。

▲吸音性能の高さに加えて、デザイン性が高いのもLondon Room Kitの魅力です

5倍の吸収力

吸音パネルで何より求められるのは吸音性能。本パネルのベースとなっているグラスウールは、ガラス繊維でできた綿状の素材で、音エネルギーを熱エネルギーに変換することで吸音性能を発揮するという吸音材として最もメジャーなもの。London Room Kitでは、そのまま使うのではなく、化学的な樹脂加工することで96kg/㎥まで密度を高めています。グラスウールが飛び散るのを防ぐためにマイクロ・メッシュで覆い、さらに音響的に優れた効果を発揮するポリエステル・ツイードで仕上げるという3層構造になっています。

一般的にグラスウールは中高域に優れた吸音性能を発揮するとされているのですが、London Room Kitはこの仕組みによって、100Hzという低域まで吸音できるという驚きの性能。この吸収力は、安価で販売されている吸音パネルに比べて5倍ほどの性能ということ。実際によく見かけるウレタン・スポンジ製の吸音材と比較してみましたが、よりしっかりと音を吸ってくれている! ということがはっきりと体感できました。1枚あたりの吸音性能が高いということは、それだけ少ない枚数で効果的に吸音できるということ。これはホームスタジオでは重要です。

▲高密度のグラスウールをマイクロ・メッシュで覆い、さらにポリエステル・ツイードで仕上げられています

部屋のサイズで選べる4タイプ

London Room Kitは正方形の小型パネルと、長方形のパネルを組み合わせたパッケージ。約4.9畳の部屋に適した「London 8」から、6.5畳向けの「London 10」、8.2畳向けの「London 12」、そして10.9畳向けの「London 16」まで4バリエーションがラインアップ。部屋の大きさに応じて最適なパッケージが用意されているのも特長です。また、部屋の隅に溜まった低域を吸音するための低域用コーナー吸音パネル「London Bass Trap Kit」を組み合わせればさらに効果的です。詳しいパネル構成は、ぜひエレクトリのホームページでご確認ください。

なお、各ラインアップはブラック、グレー、ベージュの3色が用意されているので、部屋の雰囲気に合わせて選ぶことができます。

おすすめの設置例

設置方法は専用の取り付け金具を壁に打ち込み、そこにパネルを引っかけて固定するだけ。最もコンパクトなScatter Blocks(305 x 305 x 25mm)パネルでは、1枚あたりおよそ300gちょっとなので、設置も非常に簡単に行えました。設置する位置に関しては、基本的にはパネルを仮置きして効果を確認しながら…ということになりますが、London 8を使う場合の設置例を紹介します。まずは、スピーカーの一次反射面となる側面に中型パネルを、そしてスピーカー背面に小型パネルを配置していきます。小型パネルはタイルのように敷き詰めたり、また、下図のように配置すると見た目もかっこ良いのでオススメです。

また、部屋を横に使っているような(一次反射面が遠い)場合は、すべてのパネルをスピーカー背面に設置したり、パネルの一部をスピーカーの対面となる位置に設置するといったアレンジをしてみてください。

▲London 8の設置例。1次反射面に大型パネル、スピーカー背面に小型パネルを設置するのが基本です

■販売価格

3万1,860円〜

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