IK Multimedia / MODO BASS
- 2018/3/21
- 製品レビュー
- IK Multimedia, ソフトウェア音源
無限の可能性を秘めた、フィジカル・モデリング・ベース音源
業界初のモデリング・ベース音源
「こんな音源が欲しかった!」というベース音源「MODO BASS」がIK Multimediaから登場。ベース音源自体は、これまでもありましたが、MODO BASSは業界初となるフィジカル・モデリングを使った音源です。つまり、ベースの音が鳴るプロセスをソフトウェア上で再現しているのですが、これが非常にクオリティーが高く、同時に面白いのです。
MODO BASSにはオールドのジャズベやプレベからバイオリン・ベース、リッケン、メタル系の多弦まで、14種類のベース・モデルが収録されています。各モデルのサウンドは非常にリアルで、実機のキャラクターまでしっかりと再現。クラシック・ロックからゴリゴリのDjentまでオール・ジャンルに対応できます。
もちろん各種アーティキュレーションも搭載。スライドやミュート、どの弦で弾くか…といった要素までキー・スイッチで細かく指定することができます。
すべてをカスタマイズ
MODO BASSの神髄は、モデリング音源ならではの自由度の高さ。例えば、通常はサンプル(音色)を切り替える必要があるフィンガー/ピック/スラップもリアルタイムに切り替えOK。サンプルと違い、同じMIDIノートでも毎回異なる音が鳴ってくれるため、ピックやスラップではベタ打ちでもリアルに聴こえます。
そして、どの位置で弾くのかを指定することでニュアンスを変えることができます。ブリッジに近づければ固めの音が、ネック付近では甘めの音と鳴らし分けができるのです!
弦のセクションでは弦の数やゲージ、ラウンド・ワウンドなのかフラット・ワウンドなのか。Electronicsページではピックアップやアクティブ/パッシブの切り替えまで可能。そして、どれもが自然なサウンド変化なのです。
AmpliTubeベースのアンプ・モデリングも収録され、本当にMODO BASS1台であらゆるベースを再現可能。最高に面白い音源です。
■販売価格
実勢価格:3万9,500円(税抜)
■お問い合わせ先
IK Multimedia
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