UNIVERSAL AUDIO / UAD-2 Live Rack
- 2018/6/19
- 新製品ニュース
- UADプラグイン, Universal Audio
UAD-2 Live Rack は、ライブサウンドエンジニアがリアルタイムUADプロセッシングと業界をリードするUADプラグイン(Antares Auto-Tune Realtime を含む)を駆使してスタジオクオリティのミックスが行える、堅牢な16チャンネルMADIエフェクトプロセッサーです。
厳しいライブサウンドでの使用に耐えうるよう設計されており、最大4台の UAD-2 Live Rack ユニットを組み合わせることで、最大64チャンネルのMADIを介した信号処理が行えます。
主な特長
- Antares Auto-Tune Realtime、本物の Teletronix® LA‑2A、1176 compressors、Pultec® EQ を含むUADプラグインが標準で付属し、ライブサウンドをスタジオクオリティでミックスすることが可能
- 最大4台の UAD-2 Live Rack を接続し、最大64チャンネルのMADI信号を処理*
- ドラッグ&ドロップ、コピー&ペースト、プラグインのズーム、チャンネルストリップ・プリセット等を使用してエフェクトの調整、保存、リコールが行える Live Rack アプリケーション
- MIDIによるスナップショットのリコールや、Soundcraft Vi コンソールとのシームレスな統合によってミックスを迅速化
*サンプルレート 44.1/48kHz 時に最大4台まで、88.2/96kHz 時に最大2台までの UAD-2 Live Rack ユニットの組み合わせが可能です。
リアルタイムUADプラグインプロセッシング
UAD-2 Live Rack は内蔵された UAD QUAD コアによるリアルタイム処理によって、Universal Audio のUADパワードプラグインによる世界最高峰のアナログエミュレーションを活用したライブミックスが行えます。
すでにUADプラグインをお使いであれば、ライセンスされた全ての UAD プラグインをUAD-2 Live Rackで使用することも可能です。**
**Live Rack には “CORE” または “ULTIMATE ” パッケージがラインナップされています。その他のUADプラグインは別売となります。なお、いくつかのUADプラグインは本製品に対応していません。詳細はサポートページをご覧下さい。
ソフトウェア・パッケージ – CORE、ULTIMATE をラインナップ
UAD-2 Live Rack Core には、Teletronix LA-2A や 1176 コンプレッサー、Pultec EQ 等の基本を押さえたUADプラグインが付属しています。UAD-2 Live Rack Ultimate には、SSL、Studer、Neve、Manley、Lexicon、API、Moog からのタイトルを含む、90種のUADプラグインが付属しています。
Core および Ultimate バンドルには Auto-Tune Realtime プラグインも含まれます。ボーカルエンハンスと独創的なアプリケーションとして人気の Antares オートチューニングをピッチ補正やモダンなポップボーカルの音創りにリアルタイムでご活用頂けます。
Live Rack アプリケーション
Live Rack アプリケーションによって、FOHエンジニアは、ドラッグ&ドロップ、コピー&ペースト、キーボード・ナビゲーション、プラグインのズーム、チャンネルストリップ・プリセットの保存とリコール、設定のスナップショット等、直感的な操作が行えます。
ライブセッティングでスムースに操作できるよう設計された Live Rack アプリは大きく表示されるテキストとGUIを備えているため、パラメーターを素早く簡単に調整することが可能です。また、MIDIスナップショットのリコール機能や、ネットワークで繋がれた Soundcraft Vi コンソールとのソフトウェア・インテグレーションも備えています。
安全装置機能
UAD-2 Live Rack には、高い信頼性が求められるライブサウンド用途に耐えうるためのプロフェッショナルな安全装置機能が搭載されています。内部の冗長電源によって、仮に一方の電源装置に障害が発生しても UAD-2 Live Rack はオーディオ処理を継続します。Live Rack アプリもしくはコンピューターに障害が発生した場合、あるいはThunderboltケーブルが接続されていない場合、UAD-2 Live Rack は最後に行ったプラグイン設定のままでオーディオを処理します。 また、Live Rack アプリが “セーフ・モード” にある場合は、ショーの最中に破壊的な設定変更が加わることを防ぎます。