Ampeg / Classic Analog Bass Preamp, Scrambler Bass Overdrive
- 2017/7/26
- 製品レビュー
- Ampeg, ベース・エフェクター, 製品レビュー
足下でAmpegサウンドを再現する、2つのコンパクト・ペダル
好みのレベルを超えて、定番になっているAmpegのベース・サウンド。「Classic Analog Bass Preamp」と「Scrambler Bass Overdrive」は、そんなAmpegサウンドをコンパクト・ペダルに凝縮したベーシスト必見のペダルです。
レンジの広い気持ち良いサウンド
Classic Analog Bass Preampは、その名の通りAmpegの伝統的なプリアンプ・セクションを抜き出したモデル。Bass、Mid、Trebleの3バンドEQと、Ampegではお馴染みのUltra-Lo、Ultra-Hiスイッチも搭載されています。また、プリアンプとしてパワー・アンプやアンプのパワー・アンプ・インにつないで使うだけでなく、エフェクター的に使う、レコーダーの前段で使う…など様々な使い方ができるのも特徴です。
実際に鳴らしてみると、確かにAmpegの音がします! オーソドックスなクラシック・トーンからドンシャリにセッティングすればモダンなトーンまで、EQの効きが良いので音作りの幅が広く、同時に簡単。ベース・ケースに1台潜ませて置けば、ハコのアンプに左右されずに音作りできますし、DAWユーザーならいわゆるHi-Zよりも遙かに音楽的なサウンドが楽しめます。
ベース用オーバードライブ
もう1つ、Ampegといえば独特なオーバードライブ・サウンドが有名ですよね。SVTを歪ませてピックで弾けば、それだけでゴリゴリしたロック・ベースが完成。そのオーバードライブをペダル化したのがScrambler Bass Overdriveです。
DriveとTreble、Blend、Volumeとパラメーター自体はシンプルですが、この組み合わせでかなり多彩な音作りが行えます。Driveのゲイン幅は広いというだけでなく、Trebleでゴリゴリ感を簡単にコントロールすることができますし、Blendで原音を混ぜることもできます。例えば、ペダル側はバキバキに歪ませた状態にしても、原音をMIXすることで輪郭のハッキリとしたサウンドを作る…など自由自在。そのサウンドは紛れもなくAmpegですが、それ以上に使い勝手の良い万能性も秘めているのでAmpegファン以外にも試していただきたいモデルです。
両モデルとも、パワー・サプライとバッテリー駆動が可能。内部スイッチでアクティブ・ベース(-15dB)に対応します。
■販売価格
各1万8,500円(税抜)
■お問い合わせ先
神田商会
メーカーの製品紹介ページ