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サウンド・クオリティーはそのままに、さらに身近になったHELIXスタンダード・モデル

Helixスタンダード・モデル

ライブからレコーディングまで、今や欠かすことができなくなったギター・プロセッサー。ハイエンド・モデルになると、本物のアンプと聴き分けるのが難しい程リアルなサウンドを再現することができます。Line 6のHelixも、そんな1つ。単に音が良いだけでなく、フレキシビリティーやコントロール性の高さも相まって、プロアマ問わず多くのギタリストに使われています。そんなHelixから価格をグンと落としたスタンダード・モデル「Helix LT」が登場。気にならない訳がありません。

もっとも気になるサウンド部分ですが、HelixやHelix Rackと同様のデュアルDSPを使ったHXモデリング・エンジンを採用。フラッグシップ・モデルとまったく遜色ないハイクオリティーなサウンドを実現しています。これはHelixやHelix Rackとパッチの互換性がある点から見ても明らかです。収録内容としてはアンプ・モデル:62種、キャビネット・モデル:37種、マイク・モデル:16種。そしてエフェクトは104種類と充実。強力なDSPパワーで、これらを自由に配置することができます。

HXモデリング・エンジンは、単に音色がリアルなだけでなく、ピンキング時のタッチ・レスポンスや弾き心地までアンプの質感を再現できるのが特徴となっています。

シンプルな操作性を実現

またHelixが登場した時に脚光を浴びたのが、抜群の操作性。Helix LTでもフルカラーの大型ディスプレイを使ってシグナル・チェイン全体を見渡したり、そのままアンプやエフェクトのパラメーターにアクセス。メニュー階層へ入り込む必要がないので、従来のプロセッサーが抱えていた乱雑な操作性は皆無。

また各スイッチに割り当てられているパラメーターを表示するスクリブル・ストリップは省略されてしまっているものの、スイッチにタッチするだけでパラメーターの調節やアサインが可能なキャパシティブタッチ・フットスイッチは搭載。ペダル・エディットモードではエフェクト・ブロックを選択すると自動的にパラメーターがスイッチに展開され、コントロールしたいパラメーターをスイッチで選んだらエクスプレッション・ペダルで数値を調節することができます。つまり、立ったまま、演奏しながらサウンド・エディットが行えるのです!

必要十分な拡張性

上位版との大きな違いが拡張性です。とはいっても、2インプット、2FXループ、1エクスプレッション、各種デジタル・インターフェイスにMIDI…など通常使う分には十分過ぎる拡張性を確保。USBでは専用エディターであるHelix Editや8イン/8アウトのオーディオ・インターフェイス機能が利用可能となっています。

ボディ材がスチールになったことで1kg以上軽量化されているのも嬉しいポイント。プラグイン版のHelix Nativeも発表されていますし、ますます盛り上がっていくことでしょう。


■税抜き価格

12万8,000円

■お問い合わせ先

ヤマハミュージックジャパン
メーカーの製品紹介ページ

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